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●ベラルーシ-におけるEM利用の第一次評価とチェルノブイリ被害の問題解決について

●ベラルーシ-におけるEM利用の第一次評価とチェルノブイリ被害の問題解決について

A:農作物栽培におけるEM−1の適用の効果とEM−1のメカニズム。
B:畜産業におけるEM−1の適用と生体内のEM−1の作用
C:チェルノブイリ原発事故をはじめ、原発事故の被害処理にEM−1を利用する可能性


A:農作物栽培におけるEM−1の適用の効果とEM−1のメカニズム。
 今までに農業におけるEM−1の利用についてのデータはずいぶんとそろっています。これらのデータは、ここ1年半の間に、ベラルーシで集められたものです。今日は主なデータを発表したいと思いますが、もっとも重要な問題は、EM−1の作用のメカニズムをあきらかにすることであると思います。
 第一のテーマは植物の発芽力へのEM−1の影響です。これは生産性を向上する確定的要因です。この報告では、イネ科の代表としてえん麦と、マメ科の代表として大豆という二つの植物に注意をはらいたいと思います。
 実験のとき、3回EMを土壌に散布しました。それは、植え付け前と、植え付けの時と、植え付けの後です。えん麦の場合にも大豆の場合にも、植え付けの後にEMを入れた場合に、発芽力の増強に最大の効果が得られました。
 植物の生産性を決定する2番目の要因は根の状態です。EM-1の適用によって、レモンの接ぎ木を植えたときにその根茎が、増強しました。それと同時に若枝が多くなり、植物は大きくなります。
 生産性を決定する3番目の最も重要な要因は、植物の光合成器官の状態であり、とくにクロロフィルの合成量です。クロロフィルは太陽のエネルギーを吸収して、炭酸ガスを有機化合物に変える植物の緑色の色素ですが、EM-1の作用のもとでクロロフィルの合成は促進されています。えん麦も大豆も、EM-1使用により、クロロフィルは増加しています。
 4番目の点です。植物内では光合成プロセスの活性化と同時に形態形成のプロセスも活性化されています。これについては、タンパク質の合成の促進によるものと判断できます。EM-1の作用によるタンパク質の増加は、大豆よりもえん麦において顕著です。
 大豆の場合の結果は、この実験の場合だけのことであるかもしれません。というのは、第1に与えられた条件が最適のものでしたし、第2に普通はえん麦より大豆の方がタンパク質が大量に合成されますので、効果が小さくなることを考慮しなければなりません。
 5番目の点です。EM-1を土壌にまくために一番効果的な時期を明らかにするのは重要なことですが、もう一つの大事なことは適用の分量です。EMの最適な用量を発見するために、土壌に入れるEM-1の基本的な量を5通りの分量で研究してみました。
 結果は、少量のEM-1の適用が一番効果的でした。EM-1の用量をふやすことは、植物内のクロロフィルの増加に結びつきません。私の考えでは、異なる種類の土壌には、それぞれ異なる分量のEM-1を与えなければなりません。このような経験は、タイの会議の時にすでに報告されていました。
 もちろん植物内で酵素が活性化されなければ、こうしたプロセスは全て不可能になってしまいます。それで実験の次の段階では、私達はEM-1の影響を受けた植物の、酵素の状態に注目をはらいました。
 とりわけ、アデノシン三リン酸(ATP)は、植物内のエネルギーの主な貯蔵源であり、タンパク質の合成をはじめ、物質代謝のプロセスのために必要ですが、EM-1の適用により、このアデノシン三リン酸を分解するアデノシン三リン酸酵素が活性化されることが証明されました。そのさいにえん麦の場合も大豆の場合も、EM-1の適用は、少量が最適であると判明した。
 クロロフィラーゼという酵素は増えすぎたクロロフィルを分解しながら、中のクロロフィルの量を調整して、光合成のプロセスに参加しますが、この酵素の活性は低下の傾向を示しています。えん麦についても大豆についてもそうです。
 最後に述べるのは、植物内のペルオキシダーゼの活性に対するEM-1の作用についてです。この酵素は、第一に、植物の生体内で呼吸を行う細胞で、酸化過程を活性化します。第二には、植物内で合成される過酸化水素とその他の毒性の物質を崩壊させることによって、保護機能を確かのものにします。EM-1の適用は植物のペルオキシダーゼの活性を増強させます。
 従って、EM-1の適用は、植物の発芽力を向上させ、根を強くして成長を促進します。これは、植物の光合成プロセスの活性にも、植物の保護機能にも結びついています。
 結果として、植物の生産性が向上するだけでなく、その抵抗力も増強されます。

B:畜産業におけるEM-1の適用と生体内のEM-1の作用

 これから畜産分野でのEM-1の適用について話したいと思います。みなさんに養豚と養鶏でのEM-1の適用の効果を紹介したいと思います。
 子豚にボカシのかたちでEM-1を飼料に加えはじめました。EM-1適用後に、顕著な子豚の体重増加量という効果があげられました。しばらくすると、この指数が幾分か低下しましたが、平均よりは高いまま推移しました。
 養鶏ですが、EM-1を加えたボカシを与えたブロイラーの10日ごとの体重増加を計りました。生後数日のひよこにEM-1をエサに加えて与えはじめました。
 実験の始めでは、比較対照グループのひよこの方が体重が多かったのですが、約1ヶ月後、EM-1のひよこは対照グループと比べて体重の増加量は多くなり、与えはじめて2ヶ月ちかくにこの差は更に大きくなってきました。
強調したいのは、EM-1適用から1ヶ月以内にひよこの最大の体重増加量がみられることです。
 このようなEM-1の作用は生体に対してどんな影響をおよぼすでしょうか? 
 ここでは二つの結果をあげたいと思いますが、第一に、筋肉のタンパク質の量に対するEM-1の影響について、第二には、にわとりの成長が速くなった事を考慮して、生体内のCa/リンのバランスについて、触れたいと思います。
 Ca/リンのバランスは、骨組織の発達と成長をはじめいろいろな機能につながっています。ひよこの場合、EM-1の適用の結果として、筋肉の中のタンパク質の量が増加し、体重の増加をもたらします。
 肝臓内のタンパクは変わりません。脾臓のタンパク質は、幾分増加します。これは脾臓がEM-1に対して反応しやすい内臓であることを証明するものかもしれません。

 2番目の点ですが、ひよこの良好な成長を考慮すると、Ca/リンのバランスの状態を明らかにするのが、きわめて重要なことであると思います。EM-1の適用の結果、血せい内のCaの量に変化はなく、リンの量が増えてきました。

 にわとりの骨を分析すると、Caの減少と、リンの増加とが検出されました。これが骨組織内のCa/リンのアンバランスの原因となります。EM-1の作用で、骨の形成はとても早く進んでいますが、急速に成長しているひよこには、1日分の飼料を通じて供給されるCaでは足りません。ですから、えさにCa塩を加えると、すぐれた効果をあげることができると思います。
 これはブロイラーだけでなくて、卵用種のニワトリに関しても、重要と思われます。将来には、この問題にとりくむ計画があります。 このように、畜産業と養鶏業におけるEM-1の適用は生産性を向上させ、一連の物質代謝のプロセスに肯定的な影響を及ぼしています。個々の場合について飼料を最適化することによって、EM-1の適用が及ぼす肯定的な効果を強めることができると思います。

C:チェルノブイリ原発事故をはじめ、原発事故の被害処理にEM-1を利用する可能性

 チェルノブイリ原発事故が起こした被害を抑えるために、EMが役にたつかどうか、このことを解明するために研究を進めています。
 まず土壌から農作物への放射性核種の移行を防ぐ、つまり人間の内部被ばくをおさえるために、EM-1を土壌にまくこと。
 EM-1を土壌にまくことは、Cs(セシウム)137の植物への移行を促進します。
 そのさいに、小分量のEM−1を土壌に入れたときに、最大の効果があげられました。イネ科とマメ科植物の双方で、この法則性が見られます。
 強調したいのは、Cs(セシウム)137Sr(ストロンチウム)90は半減期の長い放射性核種であって、放射能の状況を規定するものだということです。
 Sr90に対するEM-1の作用については、逆の依存関係があきらかになりました。EM-1の適用は、原則として、Sr90の土壌から植物への移行を低下させます。このプロセスには様々な要素が影響を与えますので、EM-1の効果はハッキリしていませんし、さらにこのメカニズムの解明が必要です。

 EM-1の何がこうした効果につながっているのでしょうか?
 Csの大半が、今なお土壌の有機物質や無機物質と結合されているという事実は、よく知られています。EM-1を加えると、植物へ移行しやすい自由な形態のCsが増加し、結合形態にあるCsは減ってきます。
 このように、EM-1が放射能汚染された土壌にある核種におよぼす影響はさまざまです。核種は土壌から植物へ移行して、食物連鎖を通じて、人間の体に蓄積されて、内部被ばく線量を規定しますが、EM-1によってそのプロセスをコントロールできる可能性があります。
 
 揃ったデータにもとづいて、EM-1の作用と効果をまとめておきたいと思います。
 植物の成長のためには、多くの要素が必要です。大量のエネルギーが、空気から入る炭酸ガスと根を通じて入る有機物質や無機物質と共に、細胞の光合成器官の働きによって植物のために必要な物質に変わります。これらの物質とは、形成プロセス、エネルギー供給、抗酸化機能などを守るクロロフィル・アデノシン三リン酸、タンパク質、抗酸化システムなどであります。これらをクロロフィラーゼ、アデノシン三リン酸酵素、ベルオキシダーゼなどの酵素が管理します。
 核燃料工場や原発は、事故の時だけでなくて、正常な状態においても大気に放射性物質を放出して、植物内に住んでいる生化学的プロセスを妨げます。EM-1は逆にクロロフィルとタンパク質、酵素の合成を活性化して、植物の抗酸化保護を強化しますし、それによって障害要素に対する抵抗力を増強します。EM-1の効果は量と使用法によって違います。
 そのほか、EM-1は土壌のレベルに作用して、核種をふくめて、有機物質と無機物質の状態に影響を与えますが、このプロセスは、まだ究明されていません。
 これから研究しなければならないことが、たくさんあります。たとえば、動物と人間に対するEMの作用などは将来の研究課題になると思います。    【エフゲニー・コノプルヤ】
1997.11.9
E.F.Konopiya
1962年国立ミンクス医科大学治療学部卒。1965年国立放射線医学研究所付属アカデミー大学院卒。1979年国立放射線医学研究所で教鞭を取る。現在、ベラルーシ科学アカデミー放射線生物学研究所所長として、チェルノブイリ原発事故後、放射線が環境と人間の遺伝子に与えた影響と、人々の健康の改善について研究している。
 EMアースコミュニケーション
● EM活用事例・比嘉照夫(放射能の体内被曝解決策・・・など)
http://em-radio.seesaa.net/article/195488240.html

閉じる コメント(19)

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何でも摂り過ぎはダメって事ですね。
研究って大変ですね。
年毎に気候や降雨量も違うし(僕は”気”が違うと表現するんですけど)、生えてくる草の種類とかでも土壌の状態が違ったりして。根気が要りますね。
良い結果が出たらノーベル賞かな?

2011/4/2(土) 午後 9:07 [ ガトー ]

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ガトーさん、

そう、適量ですね^^。
EMは副作用がないことも素晴らしいですね。

そうそう、天候に左右されずに、育つので不思議です。
腕がいいのかと勘違いしてしまいそうですがEMが加勢してくれるのですよね。

畑でボーっとするのも楽しみですが、誰にも見られる心配がなかったら、畑の真ん中で、昼寝をしてみたいものです。
流石にできないので・・・車の中で、転寝をしてしまうくらい、EM畑は気持ちがいいのですよね。

2011/4/6(水) 午後 9:22 ゆめ

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EMそのものが、どの賞をも上回る製品、商品だと思います。

これほど、応用のきく製品がこの世にあったでしょうか?
そのような製品の追及ができて、私は・・・楽しいです^^!

2011/4/6(水) 午後 9:29 ゆめ

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少量の放射線自体が植物の成長を即すという事で、これにEMが加わる事で栄養不足を補い良い作物が連発すると。
そういう事ですね。
僕は、一つにこだわるのは勿体無い派です。
漢方のように、相乗効果を期待します。
放射線でも、塩害や冷害でも。。。火山灰ってどうなんでしょう。そんなものと共存?出来る様にしてくれるEMは、次世代に欠かせないと思います。
結果を見せる事で残すのが僕の役目かな。

2011/4/6(水) 午後 11:39 [ ガトー ]

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Ddogと申します。

ひまわりによる土壌改良の話もでてますが、EM技術とあわせれば汚染地域の放射能除去はなんとかできそうな気がしますが素人考えでしょうか?

2011/4/9(土) 午後 7:28 Ddog

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ガトーさん、
EM研究機構のHPに、『◆EM(有用微生物)による塩類集積土壌改善効果』というPDFがありますのでご覧ください。

http://www.emro.co.jp/tokusetsu/pdf/engai.pdf

※EM活性液が、うまくできていれば、乗効果発は期待できますね^^‼

2011/4/22(金) 午後 11:52 ゆめ

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Ddogさん、
はじめまして、
コメントありがとうございます。

ひまわりは水耕栽培で、放射能がひまわりに移行しただけのことだったと聞いたことがあります・・・。

放射能に対してのEM効果を比嘉教授が話されているものがありますので探してきます。
お待ちください。

2011/4/22(金) 午後 11:59 ゆめ

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Ddogさん、
つづきです。

聴いてみてください。

EMアースコミュニケーション
● EM活用事例・比嘉照夫(放射能の人的被害、土壌被害の対応事例)
http://em-radio.seesaa.net/article/195488240.html

2011/4/23(土) 午前 0:08 ゆめ

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ストロンチウムは、カルシウムの摂取で体内の蓄積を免れるそうです。放射性ヨードと同じですね。
原発で働きながらEMの検体に成りたいですけど、需要は無いですかね。
教授の理論では、活性酸素を押さえることで内部被爆は押さえられると。試したいじゃないですか。

2011/4/23(土) 午前 1:27 [ ガトー ]

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そう言えば、何年かぶりにカラスエンドウが大量に生えてきました。
個人的には黄砂の堆積とかの土壌の変化で毎年ムラが出るのかと考えてます。ツクシも多かったですね。スギナは肌に良いらしいので乾燥させて入浴剤にします。
転載します。
風評被害が厳しくなりませんように

2011/4/23(土) 午前 1:36 [ ガトー ]

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ガトーさん、
うっ・・・
間違い・・・訂正です。
乗効果発>相乗効果

2011/4/23(土) 午後 6:41 ゆめ

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ガトーさん、

2011年1月15日、EMボラの人口など
http://em-radio.seesaa.net/article/180929260.html
※現在は1200団体、22~23万人

2011年4月16日、放射能被害対策、内外被ばく、土壌汚染対応の結果など
http://em-radio.seesaa.net/article/195488240.html
EMXGOLDで、免疫力を上げ、放射能被害を防ぐことができる^^。

※原発で働きながらEMの検体に成りたいですけど、需要は無いですかね。>募集はないと思いますが、申出をすることはできると思います^^。

2011/4/24(日) 午前 8:18 ゆめ

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追記は、
帰ってから・・・。

2011/4/24(日) 午前 8:19 ゆめ

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ガトーさん、
放射能汚染について、どなたが正しく伝えているのだろうかと探し、たどりついた方が、小出裕章さん。

原子力を全部止めても、真夏でも電力はたりるそうです↓
http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk&feature=related

2011/5/2(月) 午前 0:57 ゆめ

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電車なので動画見られないでした。あは。
足りるは足りるでしょうね。

2011/5/2(月) 午前 6:49 [ ガトー ]

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ガトーさん、
奥歯に物が挟まっていない?
1時間46分27秒の動画です。

2011/5/2(月) 午前 7:29 ゆめ

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内緒さん、
その言葉はよく聞きますし、私もそのように思っていました。
でも・・・
現在ある、広島の原発120万発分の、未来の子供たちへの負の遺産は?

発表されていなけど?福島を1とした場合、12倍以上ある物質で汚染されている市がある。また、ある物質では、9ばいくらいも・・・。

福島がではなく、
汚染されている県の野菜たちが、近くのスーパーに並んでいる、この事実・・・。

2011/5/2(月) 午前 7:44 ゆめ

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農家は疎開が理想だけど、ほとんどの人がしないでしょ。
理想なんですよ。全部。動かないんですって。
廃止にしても存在するんですよ。
僕はどこにも属さずEMやってるから、人の冷たさを強く感じてますよ。
今あるものをどう無害化、中和するかその方でしか実績は残せないでしょう。
核は手に入ってるんだから、奥にしまって原発を廃止しても原油はスゴい勢いで値上がりしてます。
日本全体で節電とか?無理でしょ。云うほど日本人を信用してないですよ。

2011/5/2(月) 午後 11:43 [ ガトー ]

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EMの事は一言も出ませんでしたね。。。
社会主義者ですね。電力会社を目の仇にして。
電力からしか電気を買えないと言っても、自分で作れば逆に売れますよ。全員で売ればいいんじゃ無いですか?コレも理想ですけど。
らしくない動画紹介でしたね。

2011/5/3(火) 午前 1:44 [ ガトー ]

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