チェルノブイリへのかけはし

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クロス

4月 7th, 2006 · No Comments

ジーマというのは私たちの会にとって不思議な役割な子。
モスクワ空港で私たち慰問公演組は日本への出発フロアで、ジーマは到着フロアですれ違ってクロスしているはず。
それを私はとても不思議に感じしていました。
3月からはわけもわからず、新聞に1週間ずつ出まくり、それもかけはしのメンバー総動員という感じで。
注目していただけるなんてありがたいお年玉だけど、チェルノブイリ20周年という新しい時を私たちはそのように刻んでいます。
放射能と微生物の関係も大詰めになり、沖縄に行ってきた私はEMの開発者の比嘉先生から「チェルノブイリの救援活動そのものが新しい歴史と文化と霊性をつくりだしている」とステキな言葉をいただき、なるほど、そうやって言葉をいただくことで、活動に新しい息吹が加わるんだなと。
日本の私たちと、ベラルーシのジーマ(里子代表)が新しい歴史をつくっていく。
ベラルーシの経済が向上し、なんと汚染地のゴメリ市にまで「寿司屋」ができているというではありませんか。知っていたら行ってきたのに…ってそんな時間のなかった旅ですが、時代は私たちのあずかりしらぬところで確実に動いている。
IAEAが被害者は50人なんて、恐ろしく少ない被害者の数をだしていても、いずれあの子たちが30代になり、社会の中核を担ったときだまっちゃいないと私は思います。今はまだ、自分の人生の地位を築くのでせいいっぱいな年代だから。
さて、ベラルーシで聞いた「?」な話。
シャラポワ(お母さんのお腹の中のときゴメリ市在住そのときチェルノブイリ事故。両親は心配になって移住。)、はじめ活躍しているスーパーモデルは汚染地帯出身が多い。放射能の突然変異のせいだと現地ではもっぱらの評判でした。是非はともかく、ウワサはウワサでお楽しみくださいませ。でも、ベラルーシの人たちの心のちょっとした希望になっていることは間違いありませんでした。


Tags: 事務局日記


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