赤ちゃんは泣かせっぱなしにした方がよく寝ると判明!! 両親のストレスも激減し一石二鳥【豪大学調査】

公開日時:2012年09月12日 09時55分 更新日時:2012年09月12日 10時07分
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夜わが子が泣き出すと、親はすぐに駆けつけ抱いたりなだめたりするものだ。泣き声が気になるし、放っておくなんて良心が痛む。

しかし、ここはあえて心を鬼にして泣かせっ放しにしておく方が、後々親子共々健やかに過ごせるようになるらしい。

短い時間であれば子供を泣かせっ放しにしても問題はなく、その方がかえって子供もよく寝てくれることが判明したという。赤ちゃんが夜長く寝てくれれば、パパママも体が休まるし一石二鳥というわけだ。

専門家によれば、赤ちゃんの夜泣きをコントロールするにはコツがある。赤ちゃんが泣いてもすぐにはなだめず、最初の晩は2分、次の晩は5分、3日目は10分放っておく。放っておく時間を徐々に伸ばし、赤ちゃん自身が落ち着き泣きやむのを待つのである。

ちょっと冷たいようにも思うが、豪メルボルン大学が生後7カ月から6歳までの子供326人で実験した結果、このコツを活かし夜泣き対策を試みた家族は、子供も親も長時間寝られるようになったらしい。

泣かせっ放しにした子供のうち、何らかの問題行動を起こした子供が12%いたが、泣いてすぐになだめられている子供でも、16%の子供に問題行動があらわれたので、短い時間であれば放っておいても、その子の精神や言動に問題が出ることはないという。

一方夜泣きをコントロールした母親は、そうでない母親に比べて産後うつに陥る危険性が40%も減ることがわかり、両親へのストレス軽減の効果は絶大である。

「赤ちゃんを泣かせっ放しにするのは良くない」という説も確かにある。

これに対し、同大学のアナ・プライス医師は「夜泣きをコントロールできるのは生後7カ月以上の赤ちゃんに限ります。それ以前の小さい赤ちゃんを泣かせっ放しにしてはいけません。また一晩中泣かせっ放しにするのはNGで、時々様子を見てあげるのが大事」と話す。

コメント
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  • これ、子供は訴えてもどうせ構ってくれないとあきらめてるだけなんじゃ…
    この記事の内容の反論記事を昔読んだ事があります。
    あまりこういった不確かな子育て記事をアップして欲しくないなぁ




  • なるほど!生後7ヶ月になったら実践しよう。