スケジュール タスクの結果コードは、タスク内で発生したエラーを示している

スケジュール タスクでは、ジョブのスケジュール時、既存のスケジュールされたジョブの起動時、または既存のジョブのプロパティの変更時に発生するエラーに対して、固有のエラー処理機能が使用されます。ジョブの内部でエラーが発生した場合、ジョブは正常に閉じられ、エラー メッセージが表示されます。結果コードに、タスクまたはジョブの内部でエラーが発生したことが示されます。

スケジュール タスクでは、%systemroot%\schedlgu.txt ファイルに結果コードが記録されます。結果コードを表示するには、次の手順を実行します。

1. [タスク] ウィンドウを開きます。
2. ツールバーの [詳細設定]、[ログの表示] をクリックします。

次の結果コードが表示されます。 (xx) は Get Last Error 関数呼び出しの結果です。

次に、結果コードの 2 つの例を示します。

ジョブは正常に終了していますが、多くの場合、ジョブの内部タスクは正常に終了していません。

ジョブの実行でエラーが発生すると、次のメッセージが表示されます。

最も一般的な終了コードとそれらの意味を以下に示します。

• コード 0 または 0x0: 操作は正常に完了しました。
• コード 1 または 0x1: 誤った関数が呼ばれたか、不明な関数が呼ばれました。
• コード 10 または 0xa: 環境が間違っています。
• コード 0x8009000f: 一般アクセス拒否エラーです。

結果コードが "C0000XXX" という形式の場合、タスクは正常に完了していません。"C" はエラー状況を示しています。次に、最もよく表示されるエラー コードを示します。 結果コードおよびエラー状況は Ntstatus.h または Winerror.h に定義されています。これらのファイルは、MSDN Web サイトまたは MSDN サブスクリプションにより入手可能です。これらはよく使用されるファイルであるため、検索エンジンによる検索では、有効な結果が得られない可能性があります。MSDN CD でファイル名の検索が必要な場合があります。これらのファイルをダウンロードしたい場合は、最新の Windows 2000 ドライバ開発キット (DDK) をダウンロードします。DDK をダウンロードするには、次のマイクロソフト Web サイトのいずれかを参照してください。

この資料は米国 Microsoft Corporation から提供されている Knowledge Base の Article ID 267031 (最終更新日 2003-09-19) を基に作成したものです。