阿仁地区のマタギの里熊牧場では、ゴールデンウイーク中の５月３日から６日までの４日間、「仔熊（こぐま）の保育園」が開園し大勢の家族連れなどでにぎわっています。

　「仔熊の保育園」は、ツキノワグマの子熊を近くで見て、触れて、楽しんでもらおうと熊牧場内に開園されました。来園した子どもたちは、小熊の後を追ったり、背中をなでたりしていました。

　今年２月に生まれた小熊は、体長約２０センチ、体重約２キロで、オス２頭、メス２頭の計４頭。１頭づつ交代で来場者を迎えています。

　５月３日、横手市から家族連れで訪れた方は、「新聞やテレビ報道で、小熊と触れ合えることを知った。阿仁の熊牧場は、１０年前に初デートで来て以来で思い出の場所。子どもたちは、子熊と触れ合ったり、餌をあげたりしてとても楽しいそうだ」と話していました。

　阿仁熊牧場は、１０１頭の熊が猿山ならぬ熊山で暮らしています。また、園内では熊の餌が販売されており、その餌を口でうまくキャッチする熊や、餌の取り合いでケンカする熊、木の上で気持ちよさそうに昼寝をする熊など、様々な熊の行動や表情が見られます。

●仔熊の保育園（マタギの里熊牧場内）
　期間：５月３日（土）〜５月６日（火）
　時間：10：30〜11：30、13：30〜14：30の１日２回

●マタギの里熊牧場
　開園時間：9：00〜16：00

家族連れなどで賑わう熊牧場	木の上で昼寝するツキノワグマ	餌をねだるヒグマ

◎お問い合わせ
　マタギの里観光開発株式会社：TEL:0186-84-2612

（2008.5.3）