放射性セシウム:南相馬・小高区の井戸水から、基準の8倍強 /福島
毎日新聞 2012年09月12日 地方版
環境省は11日、南相馬市小高区の井戸水から水道水の管理目標値(1キロ当たり10ベクレル)の8倍強に当たる最大88ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
6〜7月に採取した同市の避難指示解除準備区域の飲用井戸など436カ所のうち2カ所の水が10ベクレルを超えた。88ベクレルを検出した井戸水には土のようなものが混じり濁っていたという。430カ所は不検出(検出限界値未満)だった。【乾達】