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岐阜 生徒ら255人食中毒か
9月12日 17時10分

岐阜県多治見市にある私立の高校と附属の中学校で、生徒と教職員合わせて255人が下痢や腹痛などを訴え、学校は、12日と13日の2日間、臨時休校の措置を取りました。
症状の重い生徒らはいないということですが、保健所は集団食中毒とみて原因を調べています。

多治見市明和町の私立多治見西高校と、同じ敷地にある附属中学校によりますと、10日、生徒合わせて24人が腹痛や下痢などの症状を訴えて欠席したということです。
さらに11日も欠席や早退を申し出る生徒が相次いだため、学校が調査した結果、高校と中学の生徒、それに教職員の合わせて255人が同じような症状を訴えていたということです。
入院するなど症状の重い生徒や教職員はいないということですが、学校は、12日と13日の2日間、臨時休校の措置を取りました。
高校と中学校では、今月6日と7日に学校祭が開かれ、調理実習室で作られた軽食が6つの模擬店で販売されたということです。
保健所では、集団食中毒とみて、軽食の食材を検査するなど原因を調べています。
多治見西高校の湯原定男教頭は、「食中毒の原因はまだ分かっていませんが、学校としての責任を痛感しています」と話しています。

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