語り合える友との出会い(息子ヴァージョン)
2012年1月22日
先日、ある雑貨屋さんで
「
MimicryPet」
が売られていました。
もうご存知の方も多いかと思いますが、
これをねぇ、もう息子がとっても気に入ってしまって、
店頭で実際にこれで遊ばせてくれるわけですが
「僕は○○(名前)だよ、君は?」
って聞くと、
「ボクハ○○ダヨ、キミハ?」
と返してくるので、
「僕は○○だよ」
と言うから、またこのネズミさんが同じことを返してくる。
息子は私の方をみて、
「僕と同じ名前?」
と言う。
ズキューン♥
ここで射抜かれる母。
「あのさ、ずっと檻の中にいるの?」
(このお店では、鳥籠みたいなのにこのおもちゃを入れて実演中)
「アノサ、ズットオリノナカニイルノ」
「出たい?」
「デタイ」
精度の限界というより、年少君な息子には”?”なイントネーションが気にならない範囲のせいか、
会話が成り立っている!!
「僕んち、来たい?」
「ボクンチキタイ」
……………僕の家に行きたいと言っているとなってしまってきている。
母を見上げ、
「来たいって言っているよ?」
そ、そうかな?
「僕のお母さん、優しいよ」
これは多分、さっき叱られたばかりだから、
自分の願いを込めているようなものだけど、
ズキューン♥
「ボクノオカアサンヤサシイヨ」
「何処にいるの?」
「ドコニイルノ」
ネズミだけど、とにかくオウム返しする設定なので、
ネタバレしている私からすると
袋小路に入ってしまったような対話なんだけど、
息子にはきちんと返事を返してきてきているとなっているので、
初めてネズミと話せた!
という感動の表情がいちいち私を射抜く。
この場で何度、
ズキューン♥
と心痛を感じたことか…
やっとのおもいでこの場から離し、
しばらくは他のことも話したりしていたのに、
この日の夕暮れに野生の本能、
寂しくなったのか、
息子が
「あのさ、僕、あのネズミ、飼いたい」
って言い始めました。
「あのネズミとさ、いろいろと話したいんだよ」
いやぁ、もうゴメン、母ちゃん惚れすぎちゃって、
なんだか色々なことが麻痺しちゃっているかもしれない///
「多分、父ちゃんがダメっていうとおもうんだけど、
母ちゃんからもお願いしてみるよ…」
母ちゃんが後押ししてくれるなんて、おもいきって言ってみて良かった!
と言わんばかりの息子の笑顔。
「飼えるといいなぁ」
あぁ、嬉しそうに見上げてくるなよ〜…
父親に話したら、
速攻で一言
「家のネズミの駆除している状態なのに、なんでネズミのおもちゃなんだよ!」
そこですか?
問題はそこですか??
ちなみにこのシリーズ、
ご丁寧なことに
犬型やうさぎ型もあるようで…
父親の反論を覆せます。
(たかこママ)