原発事故 大量の未公表写真600枚
去年3月の地震発生直後に福島第一原子力発電所で避難する作業員や、原発を襲った津波の引き波などを写した未公開の写真600枚が新たに公開されました。
事故から1年半がたって大量の写真が新たに出てきたことについて、東京電力は「社内の連携が悪く、写真の把握がきちんとできずに公表が遅れた」と説明しています。
新たに公開されたのは、去年3月11日の地震発生当日から去年3月28日までに福島第一原発で撮影された未公表の写真600枚です。
国会の事故調査委員会の報告書で、原発を襲う津波を撮影した未公表の写真があったと指摘されたことを受けて、東京電力が、ほかに写真がないか、社員や協力会社に呼びかけた結果、見つかったということです。
この中には、地震発生直後に避難する作業員や、原発を襲った津波の引き波、それに、1号機や2号機のタービン建屋にある電源室に水がたまっている写真などが含まれています。
地震から1年半がたって大量の新たな写真が出てきたことについて、東京電力は「今回、公表した写真は、事故の検証に直接関わるものではないと考えているが、社内の連携が悪く、写真の把握がきちんとできずに公表が遅れた。ほかにも未公表の写真がある可能性があり、今後も確認を進め公表していきたい」と話しています。
投稿者:かぶん | 投稿時間:07:39
| カテゴリ:科学のニュース
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東京電力の捜査をなぜしないのですか?
投稿日時:2012年09月12日 15:35 | デカメロン