新IGF王者の藤田和之(41)が傍若無人な防衛ロードをブチ上げた。次期挑戦者に名乗りを上げている売名王・澤田敦士(28)には、暴走王・小川直也(44)の引っ張り出しという無理難題を厳命。小川との交渉決裂を見越した揚げ句、初防衛戦の相手には〝悪魔仮面〟ことケンドー・カシン(43)を強行指名してしまった。
14日の大阪大会でジェロム・レ・バンナを下し、第2代王座に就いた藤田は18日の会見で「IGFを引っ張るつもりはない。好き勝手にやらせてもらう。ついて来られるやつだけついて来ればいい」と、オレ流スタンスで新政権を樹立する姿勢を鮮明にした。
気になる防衛ロードも破天荒だ。次期挑戦者にはピーター・アーツに勝利した澤田の他、ボビー・ラシュリーが候補に挙がっている。だがバンナ戦直後は脳振とうの影響で前向きに返答したものの、あらためて考えた結果、澤田ではまだまだ力不足と感じたようだ。
そこで挑戦を受ける条件として「まず、おまえんとこの小川を連れてこい!」と命じた。藤田としては、年内の小川との防衛戦実現が最重要課題。挑戦権をチラつかせながら、澤田を〝交渉人〟として利用するようだ。
だが、澤田の手腕にはまるで期待できず、一方のIGFも「前向きに交渉しますが、おカネとか細かいですから」(サイモン猪木取締役)と歯切れが悪い。双方とも小川との交渉が難航することは誰でも予想できる。
もちろん藤田もその点は承知済みで、ならばと次の一手を打った。「次の防衛戦はカシン。理由? カシンと言ったらカシンなんです」と「GENOME22」(9・29愛知県体育館)で予定する初防衛戦の相手に、消息不明の悪魔仮面を一方的に指名した。
次々と無理難題を吹っかけられたサイモン氏は「む、無理ですよ。条件とか合わないですし…」と顔面蒼白。それでも藤田は混乱をよそに「面白くなるんじゃないですか。フフ」と底意地の悪い笑みを浮かべながら、IGF事務所を後にした。
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