2012/9/11
トレンドマイクロは9月11日、Androidを搭載したスマートフォンやタブレット端末を狙う標的型攻撃の兆候を初めて確認したことを発表しました。
それによると、2011年6月から行われていると見られる一連の持続的標的型攻撃「Luckycat(ラッキーキャット)」を調査している過程で、開発途中と見られるAndroid向けの不正アプリが発見されました。標的型攻撃のインフラでAndroidの不正アプリが見つかったのは今回が初めてということです。「Luckycat」では、日本、インド、チベット人コミュニティなどを標的に90回の攻撃が行われ、累計233台のWindowsコンピュータの感染が確認されていました(2012年3月時点)。
今回、発見されたAndroid向けの不正アプリは、攻撃者の指令サーバからネットワーク経由でコマンドを受信して、端末内の情報を外部へ送信するものでしたが、一部の機能がまだ実装されておらず、実際の攻撃に使用した痕跡が確認されていないことから、まだ実証段階にあると、トレンドマイクロでは推測しています。