京都府長岡京市で、地質調査中にメタンガスが発生し、京都府などは周辺を一時立ち入り禁止にし、近くの国道を通行規制しました。
午前11時前、長岡京市神足にある雨水の貯水施設「いろは呑龍トンネル」でボーリング調査をしていたところ、作業員が異臭に気付きました。調査していた京都府流域下水道事務所によりますと、ボーリングした穴の周囲で、メタンガスの空気中濃度が4パーセントに上がっていました。メタンガスは、常温では毒性がありませんが、5パーセントを超えると火の気により爆発する危険があるということです。警察などは、周辺を一時立ち入り禁止にしましたが、濃度が下がったため、現在は解除されています。ボーリングの担当者は、「このような街中でのメタンガスの発生は初めて」と話しています。
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