2012年 9月 11日 |
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暴力行為2年連続最多
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小中高校での暴力行為の発生件数がまとまりました。岡山県が2年連続で全国で最も多くなっていることが分かりました。文部科学省が毎年全国の小中高校を対象に調査しているものです。昨年度、児童生徒が学校の内外で起こした暴力行為の件数は岡山県は1897件、香川県は675件でした。1000人当たりに換算すると岡山は8.6件、香川は6.1件で、全国平均の4件を大きく上回り、岡山が2年連続の全国最多、香川が9番目に多くなっています。また、いじめの認知件数は、岡山県は850件、香川県は309件でした。1000人当たりに換算すると岡山は3.8件、香川は2.8件で、全国平均の5件よりも下回り、減少傾向になっています。県教委では、学校での指導体制の充実と共に、家庭や地域、関係機関との連携を一層深め、対応を図りたいとしています。
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香川で死亡事故相次ぐ
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11日香川県内で交通事故が相次ぎ、2人が死亡しました。11日午前6時40分頃、高松市西春日町の県道でワゴン車が対向車線にはみ出し、軽乗用車と正面衝突しました。この事故で軽乗用車を運転していた高松市御厩町の会社員、池田麻里子さん(42)が病院に運ばれましたが、頭を強く打っていてまもなく死亡が確認されました。軽乗用車は池田さんが車内から出された後、現場で炎上しました。警察はワゴン車を運転していた高松市寺井町の会社員、栗本毅容疑者(32)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて事故の原因を調べています。また、午前8時前には善通寺市櫛梨町の県道交差点で軽乗用車と自転車が出合い頭に衝突し、自転車に乗っていた善通寺市大麻町の無職、稲毛実徳さん(77)が死亡しました。
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岡山県知事選説明会
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任期満了に伴う岡山県知事選挙の告示まで1カ月となりました。岡山県庁では市町村などの担当者を集めた説明会が開かれました。説明会には約80人が出席し、はじめに県選挙管理委員会の徳田浩一事務局長が「迅速な投開票が行えるよう協力してほしい」と挨拶しました。説明会では政見放送の規定が改正され、今回の知事選から候補者の希望があれば手話通訳を付けた政見放送が行えること、また、県民に配布する選挙公報を、選挙管理委員会のホームページにも掲載することなど、前回との変更点が伝えられました。知事選の投票率は4年前の前回43.78%と低い水準にとどまっていて県選管では県民の代表を選ぶ重要な選挙に、進んで投票してもらえるよう呼びかけていくことにしています。岡山県知事選挙は来月11日告示、28日に投票が行われ即日開票されます。
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地域医療の担い手育成
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岡山の地域医療に新たな拠点の誕生です。地域医療を担う人材を育成する施設が岡山大学に完成し、11日、開所式が行われました。この施設はおととし、県が策定した岡山県地域医療再生計画に基づき県の出資により整備されたもので委託を受けた岡山大学が運営します。県北部の医師不足など医療の地域間格差をなくすことを目的に作られたもので、人材の育成や情報発信の拠点としての機能を果たします。センターには様々な診療技術を学べるシミュレーション機器が用意され、医療を学ぶ学生や、育児などで現場を離れていた医師が復職を目指す際のトレーニングに利用できるということです。センターの利用開始は今月17日からで、岡山大学ではセミナーや講演会なども企画し、医療関係者だけでなく一般の人も医療について学べる場所になればと話しています。
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