帰って来いよっ!

帰ってこいよ・・!なんて聞くと、ちょっと昔に流行った歌謡曲のようだけど、このGWの出来事の中で小生としても、また我がハーレーダビッドソン業界として、嬉しいニュースがはいってきた。はるかかなたカナダ・太平洋岸のハイダグアイ島の海岸で、東日本大震災の津波によって流出したハーレーダビッドソン・FXSTB/ナイトトレインが見つかったのだ。

【見つかった同型モデルのFXSTB・ナイトトレイン

このナイトトレインは、宮城県山元町に住む29歳の日本人男性の所有車であることが3日判った。先日も、サッカーボールが見つかったが、こちらはコンテナに入っていると云うものの重量300㌔を超える“鉄馬”である。1年以上に渡り荒海の太平洋を漂流、コンテナと共に漂着したであろう北米大陸は、このオートバイの回帰本能だったのだろうか・・?。北米、それはハーレーの産れ故郷でもある。そんなロマンの漂流を思わせるシーンに上田画伯の“海の絵”を想い出した。【上田 毅八郎画伯の作品“海洋”から】

4日のNHKによると、このニュースを聞いたミルウォーキー市にある「ハーレーダビッドソン本社」は、錆びついたこのナイトトレインを修復し、持ち主に戻す方針と発表した。いつの日かハーレー本社で修理され輝きを取戻した「3.11ナイトトレイン」が、東日本大震災からの復興へ一歩一歩前進する被災地への希望と、きらめきも載せ日本に帰ってくるに違いない。待ってるぜぇ、帰ってこいよ!

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