中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本の商人は節操がない？」というスレッドが立てられ、スレ主の主張に対してさまざまなコメントが寄せられた。
、多くの中国人が10月1日の国慶節（建国記念日）の長期連休を利用して海外へ旅行に行くが、日本では中国人観光客を迎え入れる準備が始まっている。スレ主は、秋葉原の電気店では中国語での接客に加え、国慶節おめでとうという意味の「歓度国慶」という中国語の垂れ幕まで用意している店もあると紹介した。
中国のネットユーザーからは、「それだけじゃない。大型商店では中国語での販売案内や中国語放送もある」と主張する意見もあったが、商売のためなら理解できるというコメントも少なくなかった。
・「商売人は利益を求めるからね。理解はできるよ」・「金のためなら何でもするんだな」・「暴利をむさぼる最良の手段だ」・「日本人って現実主義なんだね」
ほかにも、これが民度の差だ、人と人の差はこんなにも大きいのか、日本は確かにスゴイ国だ、といった中国と比較したコメントもあった。
だが、中国人観光客を狙った商売を非難する意見もあり、「節操は金と交換できるんだよ。女もそうだし、商売人も同じ」、「“歓度国慶”とはやりすぎだ。前者は在日中国人によるものと思えば理解できるが」というコメントもあった。
日本は観光業を新たな産業の柱とすべく、外国人観光客の誘致を積極的に推し進めている。経済発展の著しい中国は海外へ旅行する人口が急増しているほか、中国人客の海外での消費額も多いため、日本は中国市場を重点市場と位置づけている。（編集担当：畠山栄）