よくある質問

スマートフォンデータ復旧、データ消去などの各サービスや株式会社スーホに関するよくあるご質問です。いつ起こるかわからないトラブルに備えてください。

スマートフォン・タブレットのデータ復旧費用はどのくらいかかりますか?

復旧費用は「通常のデータ復旧・分析」と「司法機関向けの資料作成」の2つに大別され、それぞれ料金が異なります。正確な見積もりは、診断後にお伝え致します。


1. 通常のデータ復旧は、以下のような抽出方法ごとの作業難易度と、スマートフォンの機種やOSに応じて費用が異なります。

A. 抽出方法 USBを介して内蔵メモリからデータ抽出が可能な携帯電話の場合(難易度低)データの種類ごとの見積り38,000~88,000円。例:内部ストレージの写真の復旧の場合、48,000円

B. 携帯電話を分解して、JTAGを使用し、復旧作業をする必要がある場合(難易度高)

C. 携帯電話の分解後メモリ部分を分離し、メモリから直接データサルベージを行う必要がある場合(難易度高)(メモリがリードフレームを持つ場合は難易度中)

スマートフォンメーカーでは、セキュリティ上の配慮からデータの取得および分析に関する情報を非公開としている場合が多く、関連する技術サポートもしていないため、解析をはじめとした全作業を独自に行う必要があります。 OSのバージョンやメーカーによって難易度が変化しますが、最新機種の場合は、より難易度が高くなる傾向にあります。

2. 司法機関向けの資料作成では、データの改ざんが疑われると証明力に関わるため、作業着手の段階でデータ保全を行い、完全性を担保する必要があります。そのため工程数の関係で通常のデータ復旧に比べ費用が高くなります。また、どのデータをどの程度のレベルで分析するかによっても費用が異なります。例えば、通話履歴の場合、複数のSIMカードを用いて番号を偽装していたような場合、番号ごとの発信先を分析する作業などは単にデータを復元する以外の分析作業が必要になるため、別途追加費用がかかります。

代理人、または法律事務所など第3者による復旧依頼は受付できますか?

可能です。ただ、本人からのご依頼を原則としていますので、第3者の携帯電話を受付する場合は追加の書類が必要になります。携帯電話の契約名義人と代理人の印鑑が捺印された委任状、本人の印鑑証明書、代理人の身分証明書のコピーを別々にご用意ください。 裁判所の指定による場合や法務法人が代理人になる場合は、個人が依頼する場合よりも手続きが簡単です。

完全に壊れた携帯電話のデータも復旧できますか?

携帯電話内部のフラッシュメモリの状態によって異なりますが、外装が全損しているような場合でも、フラッシュメモリに損傷がなければ 、データ復旧が可能です。ただ、弊社ではiPhone修理を除き、携帯電話本体の修理は対応しておりません。そのため、液晶が破損したスマートフォン、電源がつかなくなった携帯電話でも、分解し、メモリーチップからデータの復元を試みる以外、対応ができません。メーカー、キャリアのサポートセンターで既に修理をしてしまった端末で、修理過程で個人情報が削除・フォーマットされてしまった場合は、フォーマット済みの端末として通常の復旧作業の対象となります。

何年も前に削除したメッセージ、写真、動画などを復旧することができますか?

携帯電話内の削除されたデータは、削除後まったく使用していない場合には削除時期に関わらず復旧の可能性が高いです。削除後、使用してしまっている場合や端末独自の機能により上書きによって完全に削除されてしまっている場合には復旧ができなくなることもあります。削除後の使用による上書きは、携帯電話のメモリ容量、携帯電話の使用状況などにより異なり、削除直後の使用で上書きが発生することもあります。一方で、数ヶ月上書きが発生せず、部分的に復旧が可能であったケースも散見されます。

必要な特定のデータが復旧されなかった場合にも復旧費用がかかりますか?

原則として、復旧データをお客様が持ち帰る場合には復旧費用の全額をご請求させて頂きます。ご指定頂いたデータが完全に復旧できている場合も同様です。

事例1)お客様が電話帳、テキストメッセージ、動画の復旧を依頼され、電話帳、テキストメッセージは復旧されたものの、動画データが復旧されていない場合

お客様にデータ受領の可否を決定して頂きます。復旧された電話帳、テキストメッセージのみのデータでも構わない場合には納品と同時に復旧費用のお支払いが必要です。復旧データが必要ない場合には初期調査費のみご負担いただき、復旧費用はいただきません。


事例2)お客様がテキストメッセージの復旧を依頼し、テキストメッセージが正常に復旧完了したものの、復旧内容の中にお客様が望む特定日時の特定文字が含まれていない場合

復旧費用を全額ご負担頂きます。当社のサービスは中立的なもので、スマートフォン本体内の残存データを復旧することにとどまり、ご依頼頂いたお客様に裁判上有利になるデータを提供することをお約束するものではありませんのでご了承ください。ご依頼時に削除メール内に浮気の証拠があるはず、との認識を示された場合でも、削除データを全て正常に復旧した結果、そのような証拠になるメールが無い場合なども全額請求となります。

データが完全消去され、復旧が全く出来ない場合は、お客様の立場に立って復旧サービスを提供するという当社の基本方針に基づいて初期調査費だけを請求いたします。 司法機関向けの証拠作成の場合は、別途お問い合わせください。

携帯電話の復旧後、携帯電話の使用が可能ですか?

作業後の正常動作は保証しておりません。作業中のデータ損失にも一切責任を負えませんので、ご依頼前に重要なデータはバックアップをお取りください。 携帯電話本体を分解する場合や、メモリを分離して作業をする場合には物理的に使用が出来なくなってしまいます。USBを利用し、メモリからデータ取得を行う場合には、ご使用頂ける場合がほとんどですが、機器をコントロールするためファームウェア等の変更作業が行われているため、正常動作を保証することはできません。

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