お客様のデータを守る為の取り組み
スマートフォンなどの携帯メディアは、お客様の個人情報を多く含んでいるため、当社では専門のセキュリティ管理士による情報セキュリティマネジメントシステムを構築し、お客様のデータ保護に努めています。2009年3月には情報セキュリティに関する国際規格ISO27001の認証を取得し、世界水準のセキュリティ環境で業務を行なっています。
情報セキュリティISO27001取得
ISOから提示された情報等級分類、情報の取り扱いに関する人事管理、保護区域指定、接近管理などの情報セキュリティに関する133の統制項目をクリアし、顧客のデータ管理においてISOが提示した情報セキュリティマネジメントシステムの国際基準を満たしていることが認められました。
セキュリティ設備による１次的な接近制限
ご来社されるお客様と社内スタッフの出入り口を完全に分離し、まず1次的なセキュリティを適用しています。入口には指紋を用いたバイオメトリックス認証の出入システムを導入、スタッフ各自に個別のIDを付与し、出入りの際は自動的にチェックされ、その記録は自動的にセキュリティサーバーに保存されます。また、社内の業務エリアを統制区域、保護区域といった制限区域と一般区域とに分け、権限を持たない者は社員であっても物理的に接近ができないようにしています。 社内への入退室同様、制限区域の出入も全て記録されています。
物理的な区間分離・出入統制
制限区域の出入記録によって、社員の移動経路や滞在時間などの把握も可能になっています。セキュリティシステムは一度構築すれば終了というものではなく、万全を期すためには適宜、セキュリティ状況のチェックや改善が必要になります。当社ではPDCAサイクルを用いて適宜社内のセキュリティ状況のチェックと改善を行なっています。 特に社内の人員を恒久的に固定化することは不可能なため、適切な業務エリアの決定と社員の実際の出入状況は業務効率を損なわず、かつセキュリティ上も妥協しないよう適切な出入統制を行うにはこれらの記録が欠かせません。
バイオメトリックス認証
DATA OKではセキュリティ強化のために社内全区域に世界最高水準の指紋認識出入統制システムを導入しています。出入統制の中心となる指紋認識技術は世界最高水準の精度を誇る指紋認識エンジン(No.1 in FVC)を採用しています。指紋データ５０，０００個、イベント ログ５００，０００件まで保存、記録できる優れた性能で社内外に最高水準の出入統制システムを構成しています。
データに対するアクセス遮断と統制
復旧会社の業務は通常の一つ一つの作業が、様々なお客様の情報を扱うとてもデリケートな業務です。当社では、お客様の重要な個人情報や営業秘密を扱う以上、そのセキュリティシステムは大企業の機密データのセキュリティ水準、あるいはそれ以上のセキュリティ水準の上に構築されなければならないと考えています。
徹底したセキュリティシステムの構築はISO/IEC13335-1:2004でも定義されている機密性、完全性、可用性のバランスの上になりたっています。DATA OKでは上述の指紋によるバイオメトリックス認証やアクセス権限の設定により機密性を、サーバー、顧客管理情報などの重要情報をエンジニア間で改ざん・損傷がないかチェックすることで完全性を確保しています。また、2011年より、自然災害等による機器の故障による業務の中断を防止するとの観点から、複数の場所にオフィスを構え、バックアップを用意、不測の事態が発生した際の可用性の点でも万全の体制を築いています。
機密保持に関する誓約書の発行
すべてのお客様のデータは当社のセキュリティシステムによって保護されています。一方で人が運用する以上、残念ながら完全無欠のセキュリティというものは無いというのもまた事実です。社員一人一人が業務上取り扱うデータの重要性を認識し、責任をもって業務にあたるべく、当社ではご要望のお客様には機密保持に関する誓約書を発行しております。お預かりする媒体内のデータを漏洩しないよう責任を負うことはもちろん、当社の責に帰すべき事由で情報漏洩が発生した際には損害賠償の責任を負う旨が明記された誓約書をお客様ごとにお渡しします。（ご依頼時に既に公知の情報などは保持対象外です。詳しくは機密保持誓約書の各条項をご確認ください。）
顧客データの安全を確保するセキュリティシールの使用
お客様のプライバシー保護のため、ご希望されるお客様には、調査・復旧作業の完了した機器の返却・納品の際には一度付着すると、剥がした時の痕跡が残るセキュリティシールによる梱包を行なっています。ご希望の際は申込時に受付担当者までお申し付けください。セキュリティシールの使用により、代理人による受け取りや、宅配便のご利用時にデータの安全性を確認していただけます。