トップページ社会ニュース一覧規制委人事を市民グループ批判
ニュース詳細

規制委人事を市民グループ批判
9月11日 19時23分

規制委人事を市民グループ批判

原子力規制委員会の発足が決まったことについて、原子力発電所に反対する市民グループが東京・霞が関に集まり、「いわゆる『原子力村』の出身の人物を委員長に起用するのは問題だ」などと批判しました。

東京・霞が関の経済産業省の前では、11日午後4時すぎから、原発に反対する東京や福島の市民グループのメンバーが集まり、横断幕を掲げるなどしながら集会を行いました。
集会の中で、参加者たちは、原子力規制委員会の委員長に任命される予定の田中俊一氏について、「長年原子力を推進する立場にあった、いわゆる『原子力村』の出身の人物を委員長に起用するのは許されない」として抗議しました。参加した福島県郡山市の50歳の女性は「この1か月間、人事案の白紙撤回を求めて活動してきたのに、国会が閉会したあとにこのような形で決められてしまうのは許せません」と話していました。
また、東京の市民グループの男性は「原子力を推進してきた人間が規制を十分にできるとは思わない。5人の人事は認められない」と話していました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ