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閣僚から松下金融相死去悼む声
9月11日 12時19分

松下郵政民営化・金融担当大臣が、10日、死去したことについて、閣僚からは、閣議のあとの記者会見で、松下大臣の仕事ぶりや人柄を振り返り、突然の死を悼む声が相次ぎました。

11日の閣議では、松下郵政民営化・金融担当大臣が、10日、死去したことから、野田総理大臣と閣僚が突然の死を悼んで黙とうしました。
このあとの記者会見で、平野復興大臣は「復興副大臣として福島県の自治体を回り、職員を励ましたり市町村長から要望を聞くなど、地元を丁寧に歩く政治家だった。最後に交わした会話も福島県の復興についてだった」と述べました。
枝野経済産業大臣は「原発事故以降、福島の被災者や自治体の皆さんとの連絡調整に当たってもらった。松下さんの人柄と熱意、能力がなければ、政府と自治体との関係はもっと混乱していたと思う」と述べました。
安住財務大臣は「近頃は、テレビで目立った発言をして、『自分が、自分が』という政治家が多いが、地味ではあるがしっかり仕事をする、いぶし銀の政治家だった」と述べました。
川端総務大臣は、来月1日に日本郵政グループの再編が予定されていることに触れたうえで、「郵政事業の所管が私で、郵政民営化の担当が松下大臣だった。松下大臣は、先頭に立って各方面と円満に再編の最終調整を終え、『非常によかった』と満足していたので、いまだに信じられない」と述べました。

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