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第11話 「ペンダントの秘密」 1996年12月8日(日)放送
おはようございますヴィタリスさんが帰ってくる
レミまた
おはようございます
ザ・シークレット・オブ・ペンダント
すっかり仲良くなったねレミとアーサー
ネリー・・・
座長の帰還
あのおっさんやっぱり捕まったのか断頭台送りか
うっ・・・
アーサーの淡い恋心
お互いの大事なものをみせっこ♥
音声だけ抜き取るとすっごく卑猥に聞こえる
セリフがエロース
寝ずの番
ヴィタリスさん・・・
落ちて戻ってきたらもうこんな事に
ああジョリクール助けるために山越えを挑んじゃうのか・・・うーん続きが気になる
嫌な予感がするぜ
悲しみの雪山か・・・よかったは探せなさそうな回だな
乙でした
キャプあきさん乙です!今週もよろしくお願いします^^いよいよ明日から悲劇の展開が始まりますね
こちらこそよろしくお願いしますと言う訳で貼り漏れ
と思ったけど雷が怖いので一旦引き上げます
酷い雷雨だったでは
ついにレミのペンダントの秘密が明らかにされる時がきた!
ソレソレソレソレ!
ソレソレソレソレ!ソレソレソレソレ!
ソレソレソレソレ!ソレソレソレソレ!ソレソレソレソレ!ソレソレソレソレ!怖いーっ!
あの事件以来めっきり陽気者に変貌したアーサー
2人の天真爛漫さを見ていると
ふわりい!ふわりい!
見ているこっちの方まで楽しくなってしまう
ところが突然
カピの動きが止まる
ゼルビーノとドルチェも何かに反応している
どうしちゃったのかしら?さあ・・・?
<拘置所の方から来ました
すわ
わしじゃよ、レミ
・・・
・・・ヴィタリスさん
よーしよーしよーし!みんな元気にウンコしてたか?
ヴィタリスさん!
ドカッ!ちーん♪ぐえ
ヴィタリスさん!今までどこに居たの!?
だから警察じゃってば
ついに師弟は再会の運びと相成る
親分の帰還にミリガン夫人も
おつとめ、ごくろうさまです
おつとめ、ごくろうさまです おつとめ、ごくろうさまです おつとめ、ごくろうさまです
おつとめ、ごくろうさまです おつとめ、ごくろうさまです
わしは無実じゃと言うとるやろー! 言うとるやろー! とるやろー! やろー! ろー! ろー!
それで豚箱の臭い飯はいかがでしたか?
麦のご飯でかえって健康になりましたじゃ!はっはっは!
人間、素食で腹六分目くらいがちょうど良いですわ
うっ!
肉!肉!肉!・・・血・・・血が足りねぇ・・・
レミ、今宵は牛丼が食べたいのう
ムショ帰りでいきなり牛丼?
それじゃミリガン夫人にお願いしてくるわ
ヤターッ!わんわわーん!わわーん!わおーん!きっきー!
久し振りの温かい飯じゃ・・・
ふんふふん♪
生きていてこそ、美味い飯じゃ
あんたもそう思わんか?>
しかし、アーサーは不安だった
ヴィタリスが帰ってきた事によって
この可愛らしくて素敵な旅芸人のお姉さんが
自分のもとから去ってしまうのではないかと・・・
そこで彼は、何とか彼女を引き留めたいと考えた
<レミ、ちょっとこっちに来て
?
なぁに?
これを見て
これはボクが小さい頃、パパから貰った懐中時計さ
パカッ
ピシッ
大切な大切な宝物なんだ
ほら見て!
まだまだ現役だろ?
カチコチ・・・カチコチ・・・
うん・・・まだまだ行けそうね
これを・・・
これをレミにあげるから!
だからボクと一緒に暮らして!
・・・ごめん
・・・・・・
・・・やっぱり無理だよね・・・
あ!そうだ!?
その代わり・・・??
そう叫ぶと少女はおもむろに胸をまさぐり
その中からペンダントを取り出した
その装飾品からは成長期の少女特有の甘い香りが微かに漂う
そして、少年の心をくすぐるかのように小さく揺れているのだった
アーサー?
これは私のとても大切なもの・・・
まだ誰にも見せたことがない
秘密なの・・・
あなたが初めて
あなたが初めてなの・・・
誰にも話さないでね・・・
ふたりだけの秘密・・・
レミ・・・
...カチャン
なるほど・・・
ご夫人はそれほどまでにレミの事を・・・
はい、レミが居ると皆が明るくなれるのです
分かりますわい
実は私にはレミくらいの子供がいたのです
<でも産まれてすぐにさらわれてしまいました
誘拐されたのですか?
ええ・・・ですから余計にレミが可愛く思えて・・・
あらいやだ私ったら
こんな事をお話をするつもりではなかったのですが・・・
ごゆっくりなさって下さいませ・・・
燃えるように真っ赤な夕焼け
一線を越えてしまったかのように仲睦まじい2人
それを見守るひとりの老人
何を見たのか
慌てて膝掛けで下腹部を隠す母親
・・・年頃じゃのう
窓越しで会話は聞こえてはこないが
齢を重ねた男には手に取るように内容が分かる
女の子は体を冷やしてはいけませんよ・・・
・・・なんてところじゃろう
♪カ〜ラス〜なぜ鳴くの〜
♪カラスは山に〜
♪かわいい〜ななつの子があるからよ〜
♪かわいい かわいいと カラスは鳴くの〜
♪かわいい かわいいと
♪鳴くんだよ
♪丸い目をした
♪いい子だよ
ちょろちょろちょろ・・・
バン! ヴィタリスさーんっ!
びっくりした・・・
アーサーが牛のフグリを見に行こうって!
みんなも連れて行っていい?
NO
水いらずで楽しんできなさい
うん!そうするわ!
・・・ふむ
レミ!
・・・はい
フォースと共に
あらんことを
フォースと共にあらんことを!
雲間から幾重もの光りが降りてくる
そのアドリブ強さ・・・
決して忘れるでないぞ・・・!
そして、その
底抜けの明るさもな!
ガッテン!ガッテン!
しょ〜〜〜〜〜っちっ!!
バッハハ〜イ!
バタン・・・
<・・・何を見ている?
これで良いのじゃ・・・これで・・・
♪花の香り
♪お乳の泡立ち
♪牛乳石鹸 よい石鹸
ミリガン家の広大な牧草地
この牛、ルーセットにソックリだモ〜
あ!あの売られた牛ね!
坊ちゃま、自重してください
いいのよネリーさん
レミ、シャバノン村に帰りたい?
・・・帰りたいけど
売られちゃったら
帰るってわけにもいかないしネ!
ネ〜!
え?今なんと?
わしはそろそろ旅芸人の生活に戻りますじゃ
もっとゆっくり・・・
もっとゆっくりして下さっても・・・
そこでですじゃ、奥様!
レミをここに置いてはくれまいか?
!
あの子には母親が必要ですじゃ
わしはオッパイが出ないんじゃ
私は・・・どうかしら・・・?
心のオッパイは出ますじゃろう?
・・・それなら私にも・・・!
♪かわいい かわいいと カラスは鳴くの
♪かわいい かわいいと 鳴くんだよ
え? レミがこれを?
うん、捨てられた時に一緒だったって
これは主人との初デートの時、
キディランドで買ってもらっ・・・
! まさか!
まさかレミもキディランドで買ってもらった・・・!
それとも・・・
裏のシリアルナンバーは・・・
私の無くしたナンバーと同じ・・・!
っつーことは!レミって!もしかして!ひょっとして!
ごめんなさい!ミリガン夫人!アーサー!
一緒に暮らそうって言ってくれたこと、一生忘れません!
だけど! ・・・だけど私!
ヴィタリスさんを一人になんて出来ない!
ヴィタリスさんは独りぼっちなの・・・
そんなこと出来ない!
レミともう会えない事は
ヴィタリス一座にとっても辛い選択であった
しかしその時、声が聞こえてきた
聞き慣れた明るく澄んだ声・・・
あれは、そう
レミ!!
ヴィタリスさーん!
・・・レミ! レミ!!
ヴィタリスさん!!
わたしを!
置いていかないで!
・・・レミ・・・!!
あぁ・・・レミ・・・!!
レミ・・・レミ・・・
・・・それで・・・いいのか・・・?
一座を夕陽が染め上げる
こうして再びレミはヴィタリス一座の一員となった
いや、もう一員なんかではない
互いに支え合う家族であった
だが、その家族に迫る危機に
今は誰も気付かない
CV1
CV2
CV3
ガラガラガラガラ!
危機!
キィィィィィィィィーッ!
次回、
さらば!ジョリクール!僕らは君を忘れない!
一座は・・・もう・・・おしまいじゃ・・・
11話 492枚N_159500.ziphttp://www1.axfc.net/uploader/N/so/159500
1話 317枚H_165529.ziphttp://www1.axfc.net/uploader/H/so/165529
キャプあき乙です!
2話 245枚Li_136536.ziphttp://www1.axfc.net/uploader/Li/so/136536
3話 544枚Si_148789.ziphttp://www1.axfc.net/uploader/Si/so/148789
乙です!5、6話はまた今度ですでは
キャプあきさん今日も乙でした!
キャプ整理してて気づいたんだが>No.8640045の球体のモノはなんなんだ?バスケットボールに見えるがアーサーのモノなのか
きゃぷあきさん、拾い物なんですがこれってコラなんですか?それとも実際のデフォ画像なんですかね?
第12話 「悲しみの雪山」 1996年12月15日(日)放送
>球体のモノはなんなんだ?バスケットボールっぽいですね実はパラリンピック選手並みの腕前だったりして>拾い物なんですがこれって23話のブドウ園での仕事風景でコラじゃないですでも当時から色々と物議を醸したシーンです
書き込みをした人によって削除されました
今、似たようなシーンが・・・
久しぶりに参加
レミまルたン
どきどき・・・
じゃがいも
2ショットが多いなー
客引き
今のご時世にコレを見ると人に牙を剥いた某番組の猿を…
なにぃ!?
昏睡状態
芸人魂
医者はどこだ!
無医村
踏んだり蹴ったり
いや、ここは非情だが猿一匹のために全滅は避けるべきだと思う
猿だし
八甲田山ならレミが
まあ猿を見捨てるべきではあると思うけどそれではアニメにならない
吹雪くし
そうなんです
危機的状況のラッシュコンボ
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
えらい展開じゃ…
カトリなら勝てた
捨てゆくしかないか…
明日もキツイ展開か…
踊っとる場合か!
レミ初見だったけど犬死んじゃうのはなあ俺このアニメダメだ
ちなみに本放送時は次回までひと月お休みでした
>俺このアニメダメだ 動物が死ぬアニメは嫌ですね・・・元気を出して下さい
おはようございますあれ?いつもより時計の短い針が進んでるような・・・ということで録画追いかけてきます orz
ああ、結局ゼルビーノもドルチェも亡くなるのか・・・あそこでレミに前へ進むんだと言えるヴィタリスさん強いわ>ちなみに本放送時は次回までひと月お休みでした鬼!当時のフジは鬼!視聴率低迷してたというが半分くらいはこのクソな本放送日程に足引っ張られてるな
キャプあきさん乙でした!>23話のブドウ園での仕事風景でコラじゃないです>でも当時から色々と物議を醸したシーンですやっぱりデフォ画像でしたか・・・・うーん、やっぱレミはミニスカ生足の方が視聴率取れた様な気がします^^;まあ名作劇場だからそれは無いかでもやはり当時からこのシーンは物議を醸してたんですね^^
>時計の短い針が進んでるような・・・長い人生そういう時もあります・・・無理をなさらずに>クソな本放送日程毎週放送するのに意味があると思うんですよ>当時からこのシーンはこのシーンで「家なき子レミ」をダメ作品だと判断した人もいたくらいです
それでは貼り漏れをば
寒い時期が訪れる
だが、それでも旅は続く
ぶるっ
くぅ〜ん
あーさぶい!
一緒におトイレに行く?
なんちゃってー
旅の娘さんや〜!
こりゃ2〜3日中に大雪になるだで
しばらぐゆっぐりしてげや
年寄りと子供にゃ無理だっぺ!
ヒョオオオオオオ・・・
何とかなるなる!
ほんじゃハウスのシチューでも食ってけや!
地元の人間の話は聞き入れるべきだったが・・・
ヴィタリスさ〜ん!
レミ、出発の準備はできたか?
うん・・・でも・・・
わしなら大丈夫じゃ
・・・うんきっき〜ぶるぶるきっき〜ぶるぶる
起きざる行かざる寝てござる
南国生まれのジョリクールには特にこの寒さは堪えた
ぶるぶるぶるぶる
もう!大げさなんだから!
そろそろ出発するか
うん!前へ進め!
こうして寒空の下、再び一座の旅が始まる
おっさん おっさん どこいくの?
わしは ヴィタリス 旅芸人
足の向くまま 気の向くまま
冬支度に忙しい人々は
見世物を楽しむ余裕も無い
う・・・
ううう・・・
しかも座長は心の臓の病に侵されていた
うう・・・レミに・・・
心配を・・・掛けてはならぬ・・・!
なんでしょうか!?
広場でも人は集まりそうにもないわ
うむ・・・仕方があるまい・・・
今夜は宿屋で一泊とするか!
お金はあるの?
少しくらいなら・・・な
・・・2人部屋?
キキキキ!(異議あり!)
ええっ?
なんだこの猿?
大人の会話に入り込んだぞ?
キキッ!
お姉ちゃん猿に救われたな!
???
?・・・よく分からないけど助けてくれたの?
ウキャッ!
キャットラパッ
パッ!
この猿おもしれぇ〜!!
やがて人が人を呼び
どさくさで芸を始める
しかし舞台も最高潮に達した時
アドリブを利かせ過ぎたジョリクールは
迫りくる馬車の存在に気が付かず
こともあろうか
大車輪に巻き込まれ
周囲の者たちが
気付いた時には
放物線を描きながら
宙を舞い
あっと言う間もなく
石畳に叩き付けられた
馬車は何事も無かったように走り去るが
ジョリクール!
ジョリクールッ!
しっかりして!ジョリクール!
反応が無い
ジョリ・・・クール・・・
・・・・キ・・・・
追い討ちを掛けるかのように
雪が降り出す
まるでジョリクールの命が儚く散るかの如く
陽も落ち、それでも雪は止まない
ベッドを囲む座員たち
何も出来ないまま時間だけが過ぎていく
雪はしんしんと降り積もる
寒い朝
ジョリクールは
意識を失ったままだ
カピとゼルビーノ、ドルチェも静かに見守っている
外は
まばゆいばかりの
銀世界
一座の誰ひとりとして
今日起こる、更なる恐ろしい出来事に気付こうはずもない
骨は折れてはおらぬようじゃ
内臓の方は詳しくは分からんが・・・
何とか呼吸はしておる・・・
すぅ・・・ すぅ・・・ すぅ・・・
その時、座長の声に反応したのだろうか
ジョリクールの右手が
ゆっくりと動き
敬礼のポーズをとる
厳しい練習の日々を思い出したのか
或いはヴィタリス一座を救いたい一心からなのか
わしが最初に教えた芸じゃよ・・・
「恥ずかしながら帰って参りました」
ふるっ!
そのネタの古さもヴィタリスとジョリクールの
付き合いの長さを物語るものであった
ジョリクール・・・!
ジョリクール・・・
ほないなことぉ〜言われってもよぅ!
こん村にゃあ獣医なんちゅうハイカラなもんば無いべっちゃ!
人間サマの医者さんすらぁおらんだべぇ
じゃあ!どうすればいいんじゃ!
怒られてもオラ困っちまうだが・・・
山向こうの町ば行ってみんさい!
山の向こう・・・
宿屋の主人の会話から間もなく
ヴィタリス一座一行は雪山の真っ只中に居た
道なき道を
口数も少なく歩き続ける
ジョリクールはヴィタリスの胸に抱かれている
レミ、大丈夫か?
へ・・・へいちゃらの平助!
不慣れな雪道を進む
レミがコケる
大丈夫か?レミ?
今のズッコケ、次の舞台で使おう
また雪が降り始める
嫌な雪じゃわい・・・
ヴィタリスさんは大丈夫?
わしは良いが
ジョリクールが冷たいんじゃよ
先を急がにゃなるまいて・・・
山の気候は変わり易い
ついさっきまで穏やかだった雪景色も
瞬く間に猛吹雪に変貌する
そしてほんの些細な油断から
レミは一団からはぐれてしまう
荒れ狂う雪と風
しまった!見失ったわ!
視界は遮られ
どちらに向かえば良いのかも分からなくなる
ヴィタリスさーんッ!ヴィタリスさーんッ!
大声で叫んでも風音にかき消される
焦ったレミは雪に足を取られる
もう風の音しか聞こえない
もう雪の冷たさしか感じられない
みんなはどこに行ってしまったの・・・?
レミは自らの体温が下がっていくのを感じた
同時に意識が遠くなっていくのを感じた
全てを諦めようとした
その時
誰かが呼んでいるわ・・・
誰・・・?
私を呼ぶのは・・・
・・・・
・・・あれ・・・は・・・・
ワン!ワン!
・・・ドルチェ! ・・・ゼルビーノ!
レミィィィィィッ!
吹雪がますます激しさを増す
レミ、すまなんだな
おいてけぼりはイヤ!
すまんかった・・・すまんかったのう・・・
しばらくして風が静かになった
岩陰で休息のひととき
しかしジョリクールは依然危険な状態のままだ
不安が募る
なぁに・・・もうひと踏ん張りじゃわい・・・
ところが
カピが暗闇の奥に
醜悪な気配を察知する
続いてドルチェとゼルビーノも
ガルルル・・・ウウウウウ・・・グルルルル・・・
みんな急にどうしちゃったの!?
オオカミじゃ!
おお・・・かみ・・・?
オオカミ!
森の奥から鋭い視線が降り注ぐ
ガルウウウウ・・・(誰だ?ワシらの土地に踏み込む奴は?)
人間は野生の狼の集団を相手に決して勝てない
レミ!わしは今から生まれて初めて死に物狂いになるぞ!
そばから離れるなよ・・・!
ガルルル(ここから立ち去れ!)
ウウウウウ・・・(うるせえ!オレたちの勝手だろ!)
ガルルル・・・(黙って去れば見逃してやろう・・・)
グルルルル・・・(うるせぇ!田舎の山犬野郎!)
ガルウ・・・(それを言っちゃ御仕舞いよ?)
ガワオーン!(攻撃ーッ!コーブラーッ!)
ワォォォォーン!(サイバトロン戦士!アターック!)
さぁ!戦いだ!
ガルルッ!(これでも食らいやがれ!)ギャワワン!(痛タタタ!)
ガルル!(くたばれ!田舎犬め!)
ギャワン!(あなたー!子供たちをお願いしますー!)
ガオーン!(ウル子ー!)
ガルルルル!(ウル子が何をしたーっ!)
ガルガル!(父ちゃん!負けるな!)
オオカミどもめ!
ゲピ!(ウル太郎、ウル二郎、強く生きるんだぞーッ!)
グルルル!(俺たちを敵にしたのがまずかったな!)ギャワン!(兄貴、無念じゃ・・・!)
ガルゥッ!(オレたちは静かに暮らしたいだけなのに!)
ガオウウウウ!(何を言う!オレたちの団欒を邪魔しやがったくせに!)
ギャワワワ!(仕掛けてきたのはそっちだろうが!)
ひるむな!戦うのじゃ!
ギャッ!(ウルスケを呼ぶんだ!)
グググウウ・・・(このままじゃオレたちの住処が無くなる・・・)
オオカミめ・・・
ガル〜ガル〜(おらウルスケってんだ〜頭は弱いが強いんだぞ〜)
ガルル〜(おいちゃんと〜おばちゃんの仇だぁ〜)
ひっ!
ガルルル〜(お嬢ちゃんに恨みはないけんどよ〜)
ガルル〜(おらたちはおらたちの村を守るんだべ〜)
キャン!キャン!(私のレミに手を出さないで!)
キキャン!(あっちへ行ってー!)
キャキャン!(レミ!今のうちに逃げて!)
キャ
ド・・・
ドルチェ!
ガルルルル・・・(ドルチェちゃんとやら・・・ごめんね・・・)
ガルル・・・(もういいべ?山さ下りろや・・・)
ガルゥ・・・(おら、ムダな殺しはしたくねぇだ・・・)
レミ!大丈夫か!
グルル!(レミ!逃げてくれ!)
ギャワン・・・!(レミ!早く・・・!)
キャワン・・・!(レミ・・・!)
ゼルビーノ!
キャイン・・・・(レミ・・・愛していたよ・・・)
ゼルビーノ! ゼルビーノ!
ガルル・・・(人間め・・・)
ガルウ・・・(よくも母ちゃんと父ちゃんを・・・)
ガルル!(返せ!母ちゃんと父ちゃんを返せ!)
ガルッ!(母ちゃんは優しかった!)
ガルッ!(父ちゃんは勇ましかった!)
バウッ!バウッ!(田舎の山犬ふぜいが!)
ガルウ!(母ちゃんと父ちゃんの悪口を言うな!)
ババウ!(山犬一族なんざ全滅にしてやる!)ガウ!(何だと!)
カピ・・・!
バウウウウウ・・・!(失せろ!くだらないクソ狼め!)
ガウ・・・ガウ・・・(ちくしょう・・・ちくしょう・・・)
ガルルルル・・・(ボクは強くなって、いつかお前を倒す・・・!)
バウ!(消えな!薄汚い狼のガキが!)
ガルル・・・(母ちゃんと父ちゃんの恨み・・・覚えてろ・・・)
あっち行けーっ!
どっか行っちゃえーっ!
ガウウ・・・(あれは・・・人間の子供・・・?)
帰れーっ!
ガルルル・・・(ウル太郎、ウル次郎、帰るだ・・・)ガル・・・(ウルスケおじちゃん・・・)
ガルルルルルルルル・・・(おい飼い犬、人間の子供を・・・大切にしてやるだよ・・・)
ガル・・・(じゃあな・・・)
ワワン!(うるせー!覚えてろーっ!)
ウウウウ・・・(狼のガキたち・・・)
ウウウ・・・(強く生きろよ・・・)
こうして狼は去った
静かな夜の静寂
レミが
目を覚ます
悪い夢でも見ていたのだろうか?
いや、夢ではない
悪夢は目の前にあった
ドルチェ・・・ ゼルビーノ・・・
ふたりの家族は、もう笑わない夢の中
ショックからかヴィタリスの病も酷くなったようだ
ジョリクールの体温も下がっていく一方
どうしよう・・・
どうしようヴィタリスさん!
・・・レミ
うう・・・!
前へ・・・進むしか・・・あるまい・・・
でも・・・!
前に進むんじゃレミ・・・
前へ・・・進む・・・
そうじゃ・・・前へ進むんじゃ・・・
彼女らもきっと・・・そう望んでおる・・・!
ドルチェ・・・ゼルビーノ・・・
前へ・・・進め・・・!
レミとヴィタリスは歩き始めた
レミの胸には消えかかった命が
レミの背中には消えてしまった命が
一行が進む道は、前しか残されていない
うた
セイサク
前へ進め!
「家なき子レミ」最終回
お楽しみに!
>「家なき子レミ」最終回 まだまだ続くんじゃよ!
さっき気が付いたんだけど、これって同じ絵よね?制作現場がギリギリ状態だったのかなぁ?
12話 764枚Si_148883.ziphttp://www1.axfc.net/uploader/Si/so/148883
『 ベルセルク 37 figmaガッツ狂戦士の甲冑ver.付き限定版 (ジェッツコミックス) 』http://www.amazon.co.jp/dp/4592105036?tag=futabachannel-22著者:三浦 建太郎形式:コミック価格:¥ 4,780