氷菓・第21話

チョコを一旦溶かして作ったバレンタインチョコレートは手作りチョコレートとは言えない。

そりゃまたちょっとご無体な。しかし里志がこう言って昨年の摩耶花のチョコレートを受け取らなかったのは単に無理難題を押しつけた訳ではない、と言うのが今回の事件の本質。

ともかく、摩耶花はカカオ豆からチョコレートを作る事にする。そして苦労してチョコレートを作り上げ、巨大なハート型のバレンタインチョコレートを完成させる。

にしても、カカオ豆からチョコを作るのは大変だねえ。
カカオ豆(生豆)を入手するのは非常に難しいみたいだが。

摩耶花はえるにえるは誰かにチョコレートをあげるの?と聞くが、その時に躊躇いもなくそれを否定しなかったと言う事は、そう言う意識はあったのだろう。一体誰を意識したのか。奉太郎と会ったえるは千反田家では本当に親しい家にはお歳暮やお中元を贈らないんですと言う。とても複雑な心境になる奉太郎だが、える、その理論で奉太郎に渡さないとしたらそれはちょっと違うんじゃ。恐らく千反田家ではもの凄く身内の家とはお歳暮やお中元のやりとりはしないのだろう。そう言うのはありかと思う。旧家でつきあいも非常に多いだろうし。しかしそれは「身内」に対してであって、奉太郎は「身内」じゃないだろう。身内相当と言うからにはもう身も心も既に垣根が無くなっている状態じゃないのか。

摩耶花は漫研の都合で放課後に古典部部室で里志を待つ事は出来なくなった。また漫研か!摩耶花は漫研に居る事によって随分よくない目に遭ってるな。

案の定、事件は摩耶花が里志へのチョコレートを部室に置いて、えるがほんのちょっとその場を外した時に起きた。チョコレートが盗まれたのだ。また面倒事が発生したなと思う奉太郎ではあったが、えるがあまりに自責の念にかられているので何とか見つけ出そうと動き出す。

部室への階段は一カ所がワックス塗り立てで通行止め。そして残りの一カ所は工作部の部員がポスターを貼っている所だった。妙に斜めにデザインしたポスターの為に、文字の部分が水平になる様に貼るのに苦労している。ここで私も里志が妙な事を言ったのには気がついた。下げすぎって何だ。その前があったと言う事か。

その工作員が言うにはこの時間にこの階段を通ったのは三人だけ。える、「それは誰です!」って勇んで聞くのだが、いや三人たらこの三人だろ。そうなると犯人は未だ下に降りていない。4階にはあとは天文部が居るだけだ。そこで天文部へ。

える「チョコレートを返して下さい!」
参考資料
をいw

何と言うかえるの直線思考は凄いな。慌てて里志と奉太郎が遮り、事情を話すが天文部の5人中、外に出たのは男子3人でチョコぽいものを見たなんて事はないと言う。

まあ、そもそも動機を考えるとおかしいんだけどね。

摩耶花のチョコレートが出て来ないうちに摩耶花が部室にやって来た。そしてチョコレートが無くなっていた事を知り、ショックを受ける。知った瞬間の摩耶花のショックはやはり苦労して作ったチョコレートが里志に渡らずに無くなってしまった事だったのだろうか。それとも後から分かるが紛失させたのは里志とすぐに悟ってそれがショックだったのだろうか。少なくとも知って1~2分は前者だとは思うのだが。

奉太郎は必ずチョコレートを見つけ出して「里志に渡す」、だからお前は摩耶花を追えとえるに言う。そして里志と二人での帰り道に奉太郎は里志の荷物を取って、それを里志に渡し、ちゃんとチョコレートは里志に渡したと告げる。しかし、何故またこんな事をしたと。

里志はある時から第一人者になろうとする事をやめた自分はやはりチョコレートは受け取れないのだと。いや、里志の気持ちはちょっと分からんです。こだわりたくないとか、自分に対してそうなのかもしれないが、ちょっとは摩耶花の気持ちを考えてやったらどうなのかと。そして結果論ではあるがそれに巻き込んだえるの気持ちも。そりゃ奉太郎はぐーで里志を殴りたくなるよね。
参考資料

ところでバーチャロンが涙が出る位に懐かしかったw
動きがまさにああ言う感じだったなあ。
参考資料

| | TrackBack (0)

TARI TARI・第11話

前回「音楽科を潰して普通科に統合し、音楽科の校舎を取り壊してマンションにするとか?」と書いたが、事態はそんな生やさしい事ではなかった。マンションを建てると言うのはそうだったが、まるごと廃校にしてマンションを建てるのだそうだ。

振り返ってみると、声楽部で歌わせて貰えなくなった来夏、合唱部だった母の事を見返す事が出来た和奏、自分の夢だった騎手を諦めて新しい道を探せる様になった紗羽、この三人のヒロインの話を主軸にしてそして最後が廃校と白祭の中止の流れか。

楽劇、いや音楽劇の内容が大分固まって来た。冒頭の脚本は合唱に辿り着く迄が長いと言われたが(実際、時間制限はあるだろうし)そこの部分も歌えばいいじゃない。そして締めくくりは和奏作曲の「壮大な歌が体育館に響き渡る」だそうだ。
参考資料

壮大な合唱、こんな感じですか?w

ローエングリン・第一幕の最後(YouTube)
ローエングリンがテルラムントとの神前決闘に勝って神に感謝し、それをブラバント公国の民が讃える場面。


ニュルンベルクのマイスタージンガー・第三幕の最後(YouTube)
ザックスが「例え神聖ローマ帝国が霞となって消え失せようとも偉大なるドイツの芸術は生き残る」と歌い上げ、みながザックスを讃える場面。


5人で「壮大」は難しいよねえ。5人で盛り上がる場面と言えば楽劇「神々の黄昏」の第2幕第4場でハーゲンによって忘れ薬を飲まされたジークフリートがブリュンヒルデを裏切ってグンターの妹グートルーネとの結婚に偽りはないと宣誓し、それに対してブリュンヒルデがそれは偽誓だ、と受ける部分かな。グンターとグートルーネはほとんど歌わないけど。

脚本:来夏、作曲:和奏、振り付け:紗羽、そして大道具が大智で小道具がウィーン。ウィーンは戦隊マニアだけでなくフィギュアの方にも、しかも「手を動かす人」だった為にこれはうってつけだった。一方の大智、お前はもう絵を描くなと言われたと言うのに来夏は無理矢理指名。

そう言われて頑張った大智ではあったが、絵を見ながら描いて、自分としては上出来と言うスケッチが酷い評価。挙げ句の果てにもう描くなと言われるし。描けって言ったのはお前だろう。

仕方なく大智は美術部に大道具の絵のスケッチを依頼しに行くが、いや、大智、その頼み方はダメだろう。どうせ大したもんじゃないので、ささっと下書きだけ描いてくれれば後は自分がやるとか。少しは入須先輩のご指導を受けたらどうだ。

ところが浜田徹(はまち)が下書きどころか仕上げまでやってやると言ってきた。勿論条件がある。それは紗羽の生写真を撮ってくれと言うもの。集合写真ではなく、単独の。是非とも胸の部分は入れてくれとw それが念頭にあって紗羽が振り付けを考えている場面を見た時に携帯で写真を撮ろうとするが、
参考資料
どんだけ身体能力あるんだよ、紗羽。
で、そのアングルはどう見ても見えてしまいましただよね。

紗羽が聴いていたのは和奏がかなり作曲出来たもの。にしても、それを円盤メディアで渡すのか。音楽データ程度なら今ならメールとかで送れるだろうに。

こうして順調に(大智の大道具の担当すら)準備が進む合唱部に対して、声楽部の方は教頭からの指示が無いせいで白祭の準備が全然出来ていない。それは来夏が上野みどりに声楽部の伴奏依頼をした時に露呈した。そしてそこに教頭がやって来た時に生徒達に初めて廃校・白祭中止の情報が伝わる。

騒然となるのかと思ったら意外と達観したみんな。あまりの事に諦めたのか。そりゃ廃校じゃどうにも出来ないかもしれないが、今年の白祭はやれば出来るんじゃないのか。それは和奏が曲が出来たよと持って来た時に提案される。やろうよ、白祭を。
参考資料

| | TrackBack (0)

ココロコネクト・第10話

伊織がどうしちゃったのかと思ったら、これが欲望解放かよ。まあ罪のない欲望解放で良かった。でも姫子は相変わらず太一達に関わりにならない様に避ける。

場所取りで太一がジャンケンに圧倒的に負けたせいで先ずは片付けから。でもそれ程弱い太一をどうして場所取りの代表にしたか。ゴミ捨て場が崖の縁にあり、ここから落ちたら死ぬなとか言う話を太一と姫子がするが、これって嫌な伏線かなと思ったら姫子と視聴者側へのミスリードだった。

戻ってからも材料の準備中に太一が伊織の手際の良さを褒め、姫子は雑だななんてうっかり口に出してしまったせいで姫子の妙な面での欲望解放が発生。キュウリの早切り競争を勝手に伊織に挑む。でもその分厚い切り方じゃダメだよイナバン。

藤島の秘密のスパイスによってカレーの味付けは大成功。まあ個人的な趣味で言わせて貰うと、ニンジンとかジャガイモがゴロゴロと元の形を保っているカレーはあまり好きじゃないんだが・・w

後片付けの時に太一が姫子の指に傷を見つける。妙な所を怪我してるな。やっぱりあのキュウリの早切り競争の時のだろうか。太一が手当しようと言うのを振り切り、ひとり荷物の方へ。しかし太一に触って貰った指を思わず愛おしげに口に寄せた所を後から追って来た伊織に見られる。
参考資料
参考資料

伊織、これでやっぱり姫子は太一の事が・・・と。いや、もっと以前から色々あったろう。これだけがきっかけになるのか。まあ薄々感じていたのがこれではっきりしたと言うそう言うポイントだったか。姫子の方もこれでバレてしまったと悟り、その場から逃げ出す。

逃げたものの伊織に追いつかれ、そこで問い詰められる姫子。伊織の口調が厳しいがこれは本当に欲望解放だろうか。でも欲望解放だとしても伊織が非難しているのは姫子が黙っていた事の方だ。太一を盗るなよとか、そう言う事じゃない。姫子の方も5人の関係を壊したくなかった。今までずっとひとりだったのが漸く一緒に居られる場が出来たのにそれを壊したくなかったと感情をさらけ出す。でも伊織は男を取り合った位でもうあの関係は壊れないと姫子を説得。漸く姫子もそれを受け容れるが、ここで伊織にフウセンカズラが乗り移る。

もうこの欲望解放終わらせ様と思うんだけど、最後に一つだけ言っておこうと思って。あの人、落ちちゃいましたよと。

ここで落ちちゃいましたよと言われたらそりゃあの崖か!と思いたくなる。フウセンカズラは前科があって一度伊織を落としたからね。

でも姫子が必死で走って行った先では、確かに太一は落ちて怪我を負っていたのだが、それは木に登った猫を助けようとして、木の枝から落ちたものだった。ほっとした姫子だが、ほっとしすぎて泣きながら自分を心配させた太一を殴る殴る。

伊織から姫子は自分を隠す必要なんて無い。それでもう5人の関係は壊れないと言われても、今ひとつ障壁が残っていたかもしれないのをこれで完全に吹き飛ばしただろう。言うなればフウセンカズラは最後の一押しをしてくれたのだ。

学校に戻ってから姫子は太一を呼び出して告白した。これは伊織には言ってあった事。伊織に黙ってだとどうかなと思ったのだが、ちゃんと伊織が認識しての事だった。太一は今は伊織がなんて言ったが、だったら未だ余地があるんだなと。そして以前どさくさでやったのではなく、ちゃんとしたキスを。

太一と別れた後で照れ照れの姫子。
参考資料
参考資料
おい、滅茶苦茶可愛いすぎだろw

キズランダムはEDが姫子だけ特別だっただけの事はあるな。

| | TrackBack (0)

伊豆急夏色キセキラッピング電車のラッピング部分

夏色キセキの舞台探訪に下田に行ってから早半月。あの時に撮った伊豆急のアルファリゾート21のラッピング部分を載せようと思いつつ時間がとれなくて先延ばしになっていたのを今回記事にします。

まず1号車の下田頭端部からの写真は以前載せたもの。
参考資料

1号車
参考資料

1号車と2号車の連結部
参考資料

2号車と3号車の連結部
参考資料

3号車と4号車の連結部
参考資料

4号車と5号車の連結部
参考資料

5号車と6号車の連結部
参考資料

6号車と7号車の連結部
参考資料

7号車
参考資料

7号車から頭端部への全景
参考資料

残暑が続いていますが、夏の軌跡を求めて伊豆急夏色キセキラッピング電車は如何でしょうか。
10月31日までの運行だそうです。

私が行った時は夏真っ盛りの真夏日で天気が超安定していた時だったのですが、最近は天気がどう転ぶかなかなか読めませんね。

| | TrackBack (0)

アクセル・ワールド・第22話

アキハバラBGを荒らしているマッチングリストに出て来ないヤツはラスト・ジグソー。ダスク・テイカーではなかった。ついでに言うとサルファ・ポットでもない。ブラッド・レパードとシルバー・クロウの組でラスト・ジグソーを誘き出す事にした。

餌にかかったラスト・ジグソー。ブラッド・レパードは組しやすい相手であり、そしてシルバー・クロウは飛行アバターを奪われたと言う情報からこれなら勝てると食いついてきたのだろう。糸鋸を張り巡らすスティール・ソーでブラッド・レパードやシルバー・クロウの足を止め、離れた距離からホイール・ソーで攻撃をかけて来る。

ブラッド・レパードはシルバー・クロウに噛みつく事で必殺技ゲージを貰い(そんな事が出来るんだ)、シェイプ・チェンジで体型を変えて豹形態となった。そしてシルバー・クロウを背中に乗せてラスト・ジグソーを追い、ラスト・ジグソーが放つホイール・ソーはシルバー・クロウが掴む。この連携であっと言う間にラスト・ジグソーを追い詰めて肩に噛みつき、相手の体力ゲージをすっかり吸い取ってしまった。

おや、あっけなく勝ちましたな。

実はこの噛みつきに意味があって、勝負の後に直ちにビルを出て、あの噛みつきによって実際の身体にも痛みの感覚だけが残っている人間をみつけたらそれがラスト・ジグソーのリアルだろうと言う手がかり。春雪はそれらしい男を見つけたが、メイドに邪魔されて見失う。メイドうぜええw

この一件を聞いた拓武は春雪に向かって「君はまた年上の人とデートだったんだね」とw
拓武は何とか心意の力の突破口は見つけたらしい。

そうこうする間、千百合は能美と組んで連戦連勝。そんな千百合を見かけた春雪は千百合の家に行き話したい事があると。千百合が今そんな事をしているのは能美に嵌められて自分があんなビデオを撮った事になっているからだろうと春雪は言うが、千百合は春雪に分かってないと言う。
参考資料
何故脱ぐw

加速世界のアバターは能美の言う事を聞いているが、現実世界の自分は春雪が触ろうと思えば触れる所にあると。これはやってくれって事ですね(半分違w

春雪は千百合を信じると言った。そして奪われた物は全部取り戻すと。その為に能美の事を必死で分析する春雪。ここでアキハバラで見かけたラスト・ジグソーの動作がヒントになる。見失う直前の人をはらう様な動作。しかし、それはちょっと違うんじゃないか。仮想ウィンドウをはらう動作じゃないか。しかしあの時彼はニューロリンカーを付けていなかった。
参考資料
よく見えますな!w

だとすると、ニューロリンカーではない何か別のデバイスが。
ナーヴギアとニューロリンカーの間に存在した物。それはブレイン・インプラント・チップ。

能美はこのブレイン・インプラント・チップを使って普段は授業の時などに学内ネットに繋げ、対戦の時だけニューロリンカーで接続して来たのだ。だが、ブレイン・インプラント・チップは違法チップ。スキャンすればすぐに有無が分かり、不活性化処理をされた上に退学処分。もうバレた時点で能美は「終わり」なのだ。

それをつかれた能美の歪んだ顔w
参考資料

で、どうするんだと。このチップの件と盗撮ビデオの件、お互いにバラし合って共倒れかと。いやいやいや、盗撮ビデオは春雪がしたもんじゃないから。以前から思っているが、あれはきちんと捜査したら冤罪だと分かると思う。

それでも勝負を仮想世界でつけようと言う春雪。それに能美は受ける代わりに条件を出して来た。全ポイントを賭けて行い、無制限勝負にしようと。春雪は千百合を除いて能美の味方が登場する事は無いだろうと言うが、果たしてそうだろうか。

何か出て来そうな気がするなあ。

| | TrackBack (0)

舞台探訪・アクセル・ワールド・秋葉原編(第22話)

第22話も秋葉原の風景が出るんじゃないかなと思ったらチラと出ました。秋葉原は定期的に行っているので写真に収めるのは比較的楽です。

対戦が終わって、ラスト・ジグソーと思われる人間のリアルを探しに飛び出す春雪とパド。
参考資料
参考資料

春雪とパドが別れた方向どおりに春雪が向いた北の方向にラスト・ジグゾーらしき肩を押さえた人物を発見。
参考資料
参考資料

後を追おうとしたもののメイドさんに邪魔されて見失ってしまった春雪。
参考資料
参考資料

今回は背景が大体UDXだったので前回の様な「何と言う事でしょう」の様なもう存在しないお店は登場しませんでした。

その代わりと言っては何ですが、丁度そこにじょしらくの人力車が停まっていました。
参考資料
明日まで、だそうです。

| | TrackBack (0)

恋と選挙とチョコレート・第9話

ここに来て新キャラが!と思ったら、噂には登場していた前治安部長の大沢ゆいなだったか。裕樹がビラを持って歩いているとぶつかってしまった相手が昨日までずっと休んでいたと言う「ゆいな」。だから生徒会長選挙の予備選で当選した執行三部以外の候補の大島裕樹って知らないと。でも後から考えればこの時点で知らないと言う訳でもないよね。しらばっくれたのか。
参考資料

先に進むと皐月と葉月が何やら揉めている。裕樹は気になって立ち聞きするのだが、内容的にはあの日の将棋対決の事だった。そんな事を立ち聞きを見つけられた裕樹は皐月から話されるのだが、裕樹は千里をほっぽらかして立ち聞きに行ったのか?これはちょっと変なんじゃ。但しこれは千里が裕樹に置いて行かれると言う焦りを感じる要素として必要なんだけど。

毛利がアドバイスしてくれた場所で立ち会い演説会の準備。希美が用意したゴージャスな演台で裕樹は支持を訴える事になるが、そのゴージャスな演出の為の主電源は愛と綺衣。
参考資料
ああ、これがOPで二人が一生懸命こいでいた場面か。でも何でこの二人がうってつけの役割なのか分からなかったが、Wikipediaのキャラに関する記載で分かった。「学園中を2人で自転車で爆走する姿は学園の名物となっている。」なのだそうだ。

この立会演説の最中に、衣更がビラを配っていると経特生の衣更をいじめる生徒が出現。見かねて裕樹が飛び出すが、千里がそれを押し止める。候補者がここで騒ぎを起こす訳には行かないと。収まらない裕樹だったが、ここで治安部がやって来た。

全て見ていた。君達の行為は生徒心得に違反する。生徒手帳を見せろ。後で治安部に出頭しろと。治安部、圧倒的だな。
参考資料
この後、治安部がこの件で介入して来たのは意外だと言われる。今迄は治安部は経特生に関する事は不介入が多かったからだ。これはやはり毛利が裕樹の選挙活動がうまく行く様に治安部の部員をはらせていたのだろうなあ。

その毛利は今回の選挙で政権を失っても次回の選挙の為に行政三部と関係ない裕樹を治安部としては応援するが、片平派には知られない様にと引き締める。

番記者の汐浜は裕樹が衣更を庇おうとした場面を写真に撮っておきたかったと言う。そして経特生については以前、前治安部長だった大沢がタレコミだけで或る経特生を犯人扱いして名前まで公表し、挙げ句にそれが事実無根だったと言う事件があった事を教えてくれる。

これまでの事もあって、裕樹は選挙公約に経特生へのいじめを無くすと言うのを入れたいとみんなに提言した。ただやはりこれは安易な発想だろう。千里がその公約は票になるどころか票を失う可能性があると。生徒の半数は経特生を下に見ているからだそうだ。色々と生徒の質が酷い学校なのだが、今がそうだとして裕樹はそれをどう変えられると思っているのか。呼びかけだけで簡単に変わるものじゃない。だからそもそもの経特生と言う制度の構造を変えようとしている皐月の方が断然合理的だ。以前皐月の公約を裕樹が知った時に思ったのだが、裕樹はその整合性をどうするつもりなんだろう。

さて、出所wして来た大沢ゆいな。謹慎処分を受ける様な事件を起こした性格に合わせて片平派の息がかかっていると言うのだが、どう動くかね。

辰巳は「強い味方」と思わせぶりな台詞をへのへのもへじ無しで口走っていたが、やはり片平派とか大沢あたりがそうなんだろうか。


で、裕樹が事故ってのはどうせ大した事ないんだよねw
予告でぴんぴんしてたし。

| | TrackBack (0)

貧乏神が!・第10話

紅葉が捨て猫を凝視している。一体紅葉が捨て猫にどんな感傷をと思ったが、その捨て猫は今度は市子の前に。市子の事なので、こう言うのには弱い。嵐丸が市子を放課後に誘っても最近つきあいが悪いのはこの猫のせいだった。やっぱり拾ってマンションで飼っていたのだ。猫のかわいさにもだえ苦しむ嵐丸。
参考資料

そうやって愛でられる猫に対して嫉妬する犬が一匹。犬の形態をした桃央。しかしそれには市子の容赦ない打擲が。喋る犬と言うのでも驚く嵐丸だが、あれだけ痛めつけられるとMの桃央は人間形態に。そしていつも通りに叩き出される。

トイレに市子が行ってみるとそこには巨大なう○こが。これはまたやっかいな物を置いて行かれたなと思ったらこれそのものが便所神だった。Wikipediaを見ると一応「伊吹」って名前があるんだね。

この便所神、市子に対して紅葉と同じ事を言う。市子が幸福エナジーを周囲から吸収するから周りが幸福でなくなる。ただ、紅葉は幸福エナジーの事しか言わなかったが、不幸エナジーってのもあるの?周囲の幸福エナジーを吸い取って周りを不幸にする、そんな事は百も承知で分かっているけど打開策を見出していない市子は、またぞろ言われるのが鬱陶しくて便所神を流し去る。流れるのか、便所神。

自分の周囲に居る者はみんな幸福エナジーを吸い取られて不幸になる。猫にも同じ事が適用されるのだろうか。そう思いつつタマを飼い続けた市子だが、ある日家に帰ってみるとタマが居ない。そこには矢文があって、紅葉が掠って行ったのだ。返して欲しくば体育館まで来いと。

一連の紅葉動きは妙で、こうなると猫を使って何か策略を打って来たのかなと気づいても良さそうなのだが、見てる時はこの段階ではあまり考えてなかったw

紅葉はタマを使って市子をおびき出し、市子が蘇民将来を使って幸福エナジーの凝集である十二支神を出したところを秘密兵器「大損」(大損は吸引力が落ちません!)で吸い尽くそうと言う作戦だった。
参考資料
まんまと市子はひっかかって今持っている幸福エナジーを丸ごと吸い取られる。これで今回の紅葉の作戦は完了した筈だったが、体育館に放置された市子とタマに、ラーメンを煮ていた時に使ったアルコールランプから燃え移った火災が襲う。市子が気がついた時にはもう逃げ場の無い程の延焼。ぐったりとして動かなくなっているタマを見て、自分が幸福エナジーを吸い取ってしまったせいでまたも不幸になるのかと思った所へ今回のキーマンの便所神登場。

自分がちょっとだけ幸福エナジーを分け与えてやればタマは復活すると、タマに戻してやろうとするが、うっかり大量に幸福エナジーを与えてしまったので、タマは猫神に。
参考資料

え?猫神やおよろず?w

招き猫の招く方向に市子は飛び出したら、市子を死なせちゃまずいとやって来ていた紅葉を踏み台にして助かる市子。

便所神はこれに懲りたら私が授けるこれを使えと言う。それは市子の幸福エナジーを吸い取る力を封じる要石。そしてこれはそもそも紅葉が仕掛けて来た作戦だった。

大損の費用回収が出来なかった紅葉は今回も赤字だったが、市子に要石を着けさせると言うのは作戦的には成功だったんじゃなかろうか。でもこれで市子への幸福エナジーの流入が止まったら話が終わっちゃうよね。

| | TrackBack (0)

人類は衰退しました・第10話

話が思い切り戻った。「わたし」が学舎を出て祖父のいる調定官事務所に入った所まで。村の様子が「最近」の様子から見たら随分と荒廃して見えるのは気のせいだろうか。
参考資料

着任した「わたし」は祖父から何でまた好きこのんでこの仕事に就いたのかと聞かれたが、これが自分の体力を考えた結果だと言う。今の人類の主立った労働は農業の様な口ぶりだった。しかし人類最後の学舎の卒業生がそんなに就業先が無かったのだろうか。いや、国連調定官事務所を選べるだけ自由がきいたのかもしれない。

どう仕事をすれば良いのかと祖父に聞いてみるものの、祖父の回答はかなり曖昧。挙げ句の果てに祖父の前任者の日記が参考になるだろうと出して来た。いや、あんた自身の記録は無いのか。

そこには彼等(ここでは未だ妖精とは明示していない)から、今では人類は滅多に食べる事の出来ない肉などの料理でもてなされている、もてなし尽くされている姿が浮かび上がる。何となく適当にやっていればよさそうな仕事との認識に至った「わたし」だったが、それでも着任したてと言う事でどうやってか接触をしようと試みる。

妖精の帽子マークのある所に行っても姿が見えなかった妖精さんをおびきだそうと金平糖を市場で購入。缶の中に金平糖を入れ、祖父から楽しげな雰囲気を演出するのが肝要と言われて旗も立ててみる。そして隠れて様子を窺うが、うっかりそのまま寝てしまう。ところが気がついてみると妖精さん達がわらわらと。「わたし」が近づくと蜘蛛の子を散らす様に逃げてしまった妖精さん達だが、缶の中には3人が取り残されたままだった。

これを反射的に「わたし」が蓋をして拉致w

どう言う感じで接して良いのか分からない「わたしは」取り敢えずエスプリのきいた冗談で。
「何か召し上がりますか?それともあなたたちの事を私が美味しく食べてしまいましょうか?」
参考資料
それ、エスプリ違うじゃん、ブラックじゃんw

怯えた妖精さん達をとりあえず金平糖で懐柔し、コミュニケーションの継続。個体の呼び方が分からないと不便と言う事で、名前をつけてあげる事にした。1人目はキャップさん、2人目は日系の印象からナカタさん、3人目は自分でつけたいと言う事でサー・クリストファー・マクラーレン、4人目も自分でつけてサー・チクワ。

個体に名前を付けると言う面白い事象に、再度妖精さん達の生息地を訪れた「わたし」に一度は警戒した他の妖精さん達も命名をして貰おうと群がる。これはちょっと「わたし」の力の及ぶ所ではない。並ぶの中止。そんな訳でここにある人名辞典から好きな物を選べーと言う御託宣を下した。

まさに御託宣だった。
参考資料

次に妖精さん達の都市国家を訪問した時に「わたし」は神となっていた。この事態はまずい、妖精さん達の世界に容喙しすぎだと感じた「わたし」は妙手を思いついた。タッチして、「神」の座を禅譲。一度「神」になった相手にはもう譲れないと言う事で、たちまち「神」の座は「鬼」の座となってしまった。

鬼ごっこの混乱のうちに妖精さん達が作った都市国家は崩壊。空しく「わたし」の像が建ったままだが、それとても倒れる運命に。

でも祖父はこれが妖精さん達とのつきあい方だと言う。
まあ順調な仕事始めだったじゃないw

| | TrackBack (0)

ゆるゆり ♪♪・第10話

修学旅行Rって・・・。じゃあ三期ゆるゆりは修学旅行S、四期ゆるゆりは修学旅行SSとかになって、修学旅行Sでは教授が登場するのですね。

サザエさん並みに時間が輪廻するのかと思ったら、そんな簡単じゃなかったw

2年生は(季節が一巡以上したのでこれまで何年生と表現して良いのか分からなくて、年長組・年少組で書いてきたが、どうやら京子達はずっと2年生・あかり達はずっと1年生で良いのかもしれない)京都に修学旅行へ。また名古屋の高速道路の道路標識が出た時には「手抜きかよ!」とか思ったのだがあとから考えるとそうじゃない。

またも清水寺の下で飛び降りてぐっさりな話をしたところで場面は1年生の方へ。櫻子が自分も修学旅行に行きたかったとだだをこねる。そんな訳で櫻子と向日葵でおでかけする事になった。だがこのお出かけが曖昧で、旅行には行きたいがお金もないし泊まりなんて出来ないしどれだけ時間を使うのかも分からないし、挙げ句の果てに歩くだけなのかどっちに向かうのかも決まらずに外に出ている。櫻子的にはそれで良いのかも知れないが、向日葵はそれで耐えられるんだろうか。向日葵の様な性格だと最初に方向性と方法が決まっていないとダメなんじゃないのか。櫻子相手の場合はそれに慣れたのか。

櫻子にしては準備が良く、途中で食べるおにぎりを作って持って来ていた。向日葵の好きなおかかのおにぎりだと言うが、食べてみたその向日葵の顔は、塩が入りすぎた為。
参考資料
まあ、ちなつが作るよりはマシだったんじゃ。食べ物になっているだけw

さらに歩き続けるが、休憩に寄った公園で先導して歩いていた櫻子自身がここがどこなのか分からなくなる。林の中からごそごそと音がして、熊かと思われたがそれはあかり。おだんごが熊の耳の様に見えた。ここはあかりのお散歩コースと言うが、その地図にある川辺のドラム缶って一期の最終回であかりがドラム缶風呂で転げ落ちたあのドラム缶だよね。
参考資料


2年生が居なくて寂しがるのはごらく部のちなつも同じ事で、結衣と京子が居ないのにお茶を4人分用意してしまったりする。

結衣宛に書いた手紙まで見せてくれるちなつだが、それがちなつお手製に便箋。不気味だが、便箋だと余白に絵があるだけに未だ見られる。

ちょっと落ち込むちなつにあかりが励ましの言葉。ちなつは優しいあかりに今日は何でもしてあげるよと言うのだが、マッサージにしても恐ろしい結果しか予想出来ないのに、あかりは逃げ切れない。
参考資料
結局またも心神喪失になるあかりだが。


櫻子が未だ帰って来ていないところに向日葵が大室家訪問。姉の撫子が出て来て、まあリビングで寛いでよと。櫻子と違って普通ぽい感じだが、スマホの着信音とか、相手と話している内容とか、やっぱり少し妙。やがて櫻子が帰って来て一緒に宿題をやる・・・と言うか、向日葵が櫻子の勉強を見てやるのだが、その場面を見て二人が未だ小さかった頃を思い出す撫子。大室母が何故か余っていたからといって婚姻届を二人におもちゃとして渡して、二人が仲良く「妻」として婚姻届を書いて行く。なんて微笑ましい光景。
参考資料
この何年かの間に大室家はブラウン管から薄型TVに買い換えた、と言う時間の流れ付き。
参考資料


さて輪廻の修学旅行、綾乃も京子も木刀をおみやげに買って来たのだが、生徒会室にもごらく部の部室にも何故か同じ木刀が。ひょっとして毎期ごとに増えてくの?何週目か分かりやすくていいねw

| | TrackBack (0)

«舞台探訪・アクセル・ワールド・ニコの通学路(第21話)