09:レジストリエディタの起動を禁止する
概要
レジストリエディタでレジストリを変更すると、最悪の場合、Windowsが起動しなくなることもあります。
誤ってレジストリを変更してしまわないように、レジストリエディタの起動を禁止することができます。
方法
※レジストリを変更すると、PCの起動などに支障をきたす場合がありますので、必ずバックアップをとり、自己責任で行ってください。
- [スタート]-[ファイル名を指定して実行]に「regedit」と入力して「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する。
- 左側のツリーから「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System」を開く。
- [編集]-[新規]-[DWORD値]をクリックして、「DisableRegistryTools」という名前を付ける。
- 「DisableRegistryTools」をダブルクリックして値に「0」を入力する。
- [ファイル(又はレジストリ)]-[エクスポート(又はレジストリファイルの書き出し)]をクリックして「レジストリエディタ起動許可」という名前で保存する。
- 再度「DisableRegistryTools」をダブルクリックして値に「1」を入力する。
- [ファイル(又はレジストリ)]-[エクスポート(又はレジストリファイルの書き出し)]をクリックして「レジストリエディタ起動禁止」という名前で保存する。
- 保存したファイルを実行することでレジストリエディタの許可、禁止を切り替えることができます。
Windows2000、XP Professionalでは、レジストリを変更せずに上記の設定を行うことができます。
- [スタート]-[ファイル名を指定して実行]に「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックして、グループポリシーを起動する。
- 左側のツリーから「ユーザーの構成\管理用テンプレート\システム」を開く。
- 右側にある「レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする」をダブルクリックして「有効」をチェックする。