Androidアプリの開発を行うために、まずは開発環境を作成してみたところ、いくつかハマった箇所があったのでまとめておきます。
作業の流れは以下のとおり。
(1) JDKのインストール
(2) Android SDKのインストール
(3) EclipseにAndroid SDK用のプラグインを追加
(4) Androidアプリ開発
それぞれのハマり箇所は以下のとおり。
(1) JDKのインストール
以下のページの「JDKダウンロード」をクリックする。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
Platformとして「Windows x64」 (64bit版)を選択してダウンロードする。
ここで、「Windows」(32bit版)をダウンロードすると、次のAndroid SDKインストールのトラブルは起こらないのかもしれない(未確認)。
インストールした後に、JDKのbinフォルダにPATHを通しておく。
(2) Android SDKのインストール
以下のURLからダウンロードする。
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html
最初はインストーラ版(installer_r08-windows.exe)をダウンロードしてインストールしようとしたが、JDKがインストールされていないとして失敗した。
どうやら、このインストーラがチェックしているのは32bit用のJDKなので、64bit版のJDKが入っていても見つからず、エラーとしているためらしい。
以下の3つの対策が考えられる。
(a) 32bit版のJDKをインストールする。
(b) レジストリを書き換える。(参考)
(c) インストーラ版ではなくZip版(android-sdk_r08-windows.zip)を使用する。
今回は(c)の方法をとってみた。
android-sdk_r08-windows.zip をダウンロードして展開。
展開後のフォルダ内の SDK Manager.exe を実行して、必要なパッケージをインストールする。
パッケージインストール後、Android SDKのtoolsフォルダにPATHを通しておく。
(3) EclipseにAndroid SDK用のプラグインを追加
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/eclipse-adt.html#installing に従ってプラグインを追加した。
特に問題なし。
(4) Androidアプリ開発
http://developer.android.com/intl/ja/guide/developing/eclipse-adt.html に従ってプログラムを作成する。ここまでは問題なく進んだ。
しかし、実行しようとするとエラーになる。原因は、Android 仮想デバイス(AVD)が作成されていないからだ。
再度 Android SDKのSDK Manager.exe を起動。左端のメニューの「Virtual devices」を選択し、右端の「New」をクリックして、AVDを作成した。
このAVDを使用するようにして、実行できた。
これでAndroidアプリの開発ができるようになった。色々と作ってみよう。
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