2009-11-18

自民党児童ポルノ規制への執念がすさまじいことになっている件

http://anond.hatelabo.jp/20091106061436増田氏とは別人です

 

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/9569a418e9fe92a7e2ca439d5c4688e7

http://s03.megalodon.jp/2009-1117-1533-18/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091117-00000732-yom-soci

http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111701000823.html

 

話の流れ

(1)麻生政権時代に自公案での単純所持規制法案が時間切れで廃案になる

(2)自公下野

(3)自公野党提出の議員立法として単純所持規制法案を提出する方向、との報道(これが元増田の時点)

(↓ここから昨日)

(4)読売が「民主自民公明規制法案をまとめた、社民の了解を得て今国会で全会一致の方向」と報道する

(5)社民党幹事長に「あとは社民だけだから賛成しろ」と自民ベテランから打診があった、と社民の保坂氏(規制反対派)がblogに書く

(6)読売が黙って記事消して逃走

(7)各社「自民が提出、公明も共同提出の方向」(つまり(3)と変わっていない)と報道

まず、(4)については誤報と断言して良い。確実にそれはないという要素が多すぎる。

野党である自民が提出する法案に、与党である民主が賛成することがあり得ない

・是非はともかく民主党執行部は議員立法を禁じている

・仮に民主主導で動くとしてもそれは単純所持罪ではなく取得罪になっており、かつ自公は話に全く入れていないはずである

社民党の了解が得られる見込みが薄く、そもそも民主が連立与党で合意せずに先に自公と合意はしない

事業仕分けなどでこれから法案が大量に出てくるのに児ポなんかやってる日程が無い

とまぁこれら1つだけ見ても無いと断言できるようなものが複数ある。

 

疑問は、読売はこの話を誰からされたのか、読売普通に考えればこれだけあり得ない要素が満載されているものを何故疑わずに報道したのか、という点。また、保坂氏の聞いた話は実際問題どのくらい確かなのかという点。

(5)について、保坂氏までの伝言ゲームで話が化けている可能性もあるが、これが100%事実だとすると自民ベテラン議員が(よく言えば)自民希望的観測(悪く言えばデマ)を吹聴して回っていたということになる。これはこれで相当異常な事態だ。そんなものはすぐばれるわけだし、実際すぐにばれている。自民党はそんなに必死だという話にしかならない。

(5)が何らかの伝言ゲームで化けていて、保坂氏に話した人に話した人が読売を読んで知ったというような流れだった場合、つまり自公は最初から玉砕覚悟で自分たちだけで提出するつもりであり、民主社民の関与については完全に読売単独の捏造ということになる。確かに読売は積極的に政局当事者になる傾向はある。この点は、勇み足で誤報になる朝日とか、面白おかしく書こうとしてコケる毎日とか、○○氏は言った調で確信的に書く産経などとは違う。ただこの案件読売(というかナベツネ)らしい飛ばしとも思えないし、飛ばすなら消したりせず強弁し続けるだろう。

 

であるならば、事実関係は「自民公明麻生政権時代と同じ案で玉砕覚悟で提出を試みている。その際に自民ベテラン議員社民読売記者などに『民主は既に合意した』とデマを吹聴した」あたりだろうか。

ただそれも意図が良く分からない。自民はこんなのを頑張ってます的な支持層へのアピールにしても、この法案をアドバンテージに見る層は基本的に宗教団体でありそれは自民支持基盤として重要なものではあるがどうせ彼らは何をやっても離反しない。参院選創価学会に離れられると玉砕上等になるので創価学会へのアピールである可能性はある。また、この法案を本気で一般人受けする民主党撃破の切り札になる争点と考えている可能性もないではない。

どれにしても自民党が「なんだかなぁ」という方向しか思いつかない。何なんだろうホント。

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