秘伝の製法で60日間かけて作る碁石茶
2012年09月10日 12時00分
【全国ヘルシーMAP】高知・大豊町:碁石茶
高知県の大豊町では、便秘解消やダイエットに効果的とされる「碁石茶」を生産している。約400年以上前から継承されてきたといわれる秘伝の製法で60日間かけて作る日本で唯一、2段階発酵させた珍しいお茶だ。
大豊町は南に吉野川が流れる山の南東斜面に位置し、標高430メートル。霧が多く、日照時間が長いというお茶の生育に適した環境。原料となる茶樹は「山茶」「やぶきた」。山茶は山焼き跡などに自生する茶樹だ。
碁石茶の製造方法は実に独特。例えば緑茶は蒸して自然発酵を止める。発酵茶である紅茶は蒸すこともしない。しかし碁石茶は蒸して自然発酵を止めた後、寝かせてカビ発酵させ、さらに漬けおけに漬け込んで発酵を進ませる。発酵が終わるとたるから取り出して3センチ角に切り、晴天の日にむしろの上に並べ、天日にさらして乾燥させる。実に手間がかかっている。乾燥時に並べた様子が碁石に似ていることから「碁石茶」の名がついたとされる。
日本国内では、他にこのようなお茶の作り方をしているところはない。かつて主要産物の一つとして、瀬戸内地方を中心に出荷されていた時期もあったが、戦後に生産者は激減し、現在はわずか8軒ほどだという。
手の込んだ作り方をしているだけに、味も独特。香りは甘ずっぱく、苦みや渋みが少ない。成分でいうと、カテキンと乳酸菌が豊富でカフェインが少ない。いわゆる緑茶とは全く違う味わいで、はちみつを入れたり牛乳で割って飲む人もいるという。かつて瀬戸内では茶がゆのだしとして使われていたといい、現在も料理に使う人も多いとか。
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