ロンドン五輪サッカー男子では、日本代表が下馬評を覆してベスト4に進出。中でもFW永井謙佑(23=名古屋)は持ち味のスピードで2得点を挙げ、世界を驚かせる活躍を見せた。そんな日本の誇る“スピードスター”が本紙の独占インタビューに応じ、胸中を激白。海外進出の野望や、日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(59)が示したA代表選出への否定的な見解に“反論”するなど、将来を大いに語った。
――ロンドン五輪では大活躍した
永井:良い経験になりました。五輪を通じ、楽しい時間を過ごせたし、本当に良いチームでした。みんな五輪アジア予選のころから仲良かったですし、最終メンバーでオーバーエージ枠(24歳以上)で入った(DF吉田)麻也(24=サウサンプトン)と徳さん(DF徳永悠平=28、FC東京)の存在も大きかった。
――チームが躍進したポイントは何か
永井:(選手間)ミーティングで細かいことを詰められたし、チームとして意思疎通ができたのも良かった。個人? ゴールを取れたことが一番の収穫。スピードの部分だったり、得意とするプレーが世界でも通用すると分かったので、良かった。ただメダルを取れなかったのは悔しかった。
――3位決定戦の韓国戦は大一番だった
永井:僕たちはリズム良くやっていた中で、ああやって(カウンター)一本でやられたのが悔しいです。銅メダルを逃した以上に宿敵に負けた悔しさが大きい? それはありますね。
――ライバルと公言する陸上王者ウサイン・ボルト(26=ジャマイカ)とは会えたか
永井:いやあ、結局会えなかった。スピード勝負したい? そうですね。どこかでぜひ(笑い)。ボクは小さいころは全然、速くなかった。高校から速くなりましたかね。いつの間にかという感じです。そのころはプロ選手になろうとも考えてなかったし、楽しくできればいいと思っていた。
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