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　新日本プロレスの真壁刀義が８日、鈴木軍に加入したＫ―ＤＯＪＯ・真霜拳號に連夜の襲撃を受け、９・２３神戸ワールド記念ホール大会での一騎打ちが急浮上した。

　真壁はこの日の埼玉・幸手大会で８人タッグ戦に出撃。鈴木みのる率いる鈴木軍と激突した。ＴＡＫＡみちのくを孤立させ勝利は目前かと思われた１０分過ぎ、どこからともなく現れた真霜が乱入し鈴木軍に加勢。この時点で鈴木軍には反則負けが宣告されたが、お構いなしの暴行を加えられた真壁は、真霜の垂直落下式ブレーンバスターにＫＯされる大醜態をさらしてしまった。

　前夜の７日後楽園大会に続く無法者の乱入に、狂犬・真壁が黙っていられるわけもない。「ただじゃ済まさねえぞ、あの野郎。ケンカのやり方、教えてやるよ」と、怒りを爆発させ迎撃を宣言した。

　これまで真壁は新日プロ参戦問題が浮上中の桜庭和志、柴田勝頼の対戦相手にも名乗りを上げていた。だがすでに井上亘、高橋広夢組の迎撃部隊が結成されているだけに、強引な出馬は考えていないという。何よりも「ピーチクパーチク言ってるだけのヤツより、オレ様の目の前に出てきたヤツを叩き潰す方が先だ」と、まずはテロリスト征伐を優先する意向だ。

　おきゅうをすえる舞台は次のビッグマッチ・２３日の神戸大会が濃厚。「それなりの覚悟出来てんだろうな？　鈴木軍？　テメーらガラクタ集めて何やってんだ。一発で終わらしてやる」と豪語した真壁が、突如現れた鈴木軍の新戦力を排除する。