さて、二日目。
午前中は、就労。
出席者の皆さんに、講師が声をかけ、支援者か学校関係者か保護者かきく。
教員少ない。保護者多い。
これはまあ、予測できたこと。
その子の人生に、最後までかかわるのは保護者だから。教員じゃなく。
現場のお話は、やはり現実的で面白い。
それにしても
「親はいつかいなくなる」とか
そういうことをギョーカイの人たちが遠慮がちに言うのが興味深かった。
私の周囲の人たちは、別に遠慮がちに言わない。
だって本当のことだし
だからこそ修行があるんでしょ。
こういうのを遠慮がちに言うのが、まだギョーカイではお約束なのかな?
だとしたら、空気読めてないな私。読む気もないけど。
数字ではっきり示されるとわかりやすいが
福祉的就労も就労と換算した場合、
実は重度の人のほうがアスペルガーの人より就職している率が高い。
これは国の調査でわかったこと。
それだけ居場所のない大人のアスペルガーの人がいる。それが現実。
だから、幼稚園のような居場所を作り
隷属しているかのようなスタッフを配置して
生活習慣のできていない当事者が好きな時間にやってきて
働きたい人は働く、おしゃべりしたい人はおしゃべりするみたいな居場所作りの報告もあった。
それは効果ないだろう、と私は思った。
っていうか、カンチガイ当事者を増やすだけじゃないの?
でも終わったあと話し合ったASDの当事者の人が
ああいうものが必要な時期もあるかもしれない、と言った。
なるほど。
支援者の人の意見を聴いたら
そういうところを卒業していく人はいいんだけどね、という話だった。
そうかも。
ていうか考えてみたら、就労継続支援を初めはありがたく利用していたが、やがてそこのぬるま湯っぷりにガマンできなくなり、一般就労に向けて動いた人がいる。
ちゅん平だ。
そのあたりの経緯、今度出る本にはばっちり書いてあるよ。
雇用者の方が講師陣に加わっていて、そのお話に私は感動した。
重度の人が戦力になっていることがわかった。
社会福祉法人を用意して、出口のことまで考えている。
けれども元々は、やはり障害者を「売り込み」されて雇用したのが初めだったらしい。
大山会長のときにも思ったけど
そこで一生懸命障害者雇用を営業した無名の人々にも私は喝采を送りたい。
素晴らしいセッションでした。
座長はギョーカイメジャーだったのでなんとなく今まで敬遠していた。
ギョーカイ感覚で就労支援なんてできないだろうと思ったのだ。
実際そういう講演会も行ったことあるし。ていうか自分も講師の一人としてしゃべったこともある。
ギョーカイメジャーの就労支援は使えない。それが私の経験に基づく先入観だった。
でも座長の先生は、企業に対してもフェアな感覚を持っておられることを発見した。
これだったらまたお話を聞きに行こう。
近くにいる方なので、機会はいくらでもあるだろう。
終わったあとは、自然に拍手が湧いた、そんな雰囲気の会でした。
そのあとご一緒した当事者で保護者の方も、本当にいいセッションだったと語っていた。
来てよかったなと思いました。
午前中は、就労。
出席者の皆さんに、講師が声をかけ、支援者か学校関係者か保護者かきく。
教員少ない。保護者多い。
これはまあ、予測できたこと。
その子の人生に、最後までかかわるのは保護者だから。教員じゃなく。
現場のお話は、やはり現実的で面白い。
それにしても
「親はいつかいなくなる」とか
そういうことをギョーカイの人たちが遠慮がちに言うのが興味深かった。
私の周囲の人たちは、別に遠慮がちに言わない。
だって本当のことだし
だからこそ修行があるんでしょ。
こういうのを遠慮がちに言うのが、まだギョーカイではお約束なのかな?
だとしたら、空気読めてないな私。読む気もないけど。
数字ではっきり示されるとわかりやすいが
福祉的就労も就労と換算した場合、
実は重度の人のほうがアスペルガーの人より就職している率が高い。
これは国の調査でわかったこと。
それだけ居場所のない大人のアスペルガーの人がいる。それが現実。
だから、幼稚園のような居場所を作り
隷属しているかのようなスタッフを配置して
生活習慣のできていない当事者が好きな時間にやってきて
働きたい人は働く、おしゃべりしたい人はおしゃべりするみたいな居場所作りの報告もあった。
それは効果ないだろう、と私は思った。
っていうか、カンチガイ当事者を増やすだけじゃないの?
でも終わったあと話し合ったASDの当事者の人が
ああいうものが必要な時期もあるかもしれない、と言った。
なるほど。
支援者の人の意見を聴いたら
そういうところを卒業していく人はいいんだけどね、という話だった。
そうかも。
ていうか考えてみたら、就労継続支援を初めはありがたく利用していたが、やがてそこのぬるま湯っぷりにガマンできなくなり、一般就労に向けて動いた人がいる。
ちゅん平だ。
そのあたりの経緯、今度出る本にはばっちり書いてあるよ。
雇用者の方が講師陣に加わっていて、そのお話に私は感動した。
重度の人が戦力になっていることがわかった。
社会福祉法人を用意して、出口のことまで考えている。
けれども元々は、やはり障害者を「売り込み」されて雇用したのが初めだったらしい。
大山会長のときにも思ったけど
そこで一生懸命障害者雇用を営業した無名の人々にも私は喝采を送りたい。
素晴らしいセッションでした。
座長はギョーカイメジャーだったのでなんとなく今まで敬遠していた。
ギョーカイ感覚で就労支援なんてできないだろうと思ったのだ。
実際そういう講演会も行ったことあるし。ていうか自分も講師の一人としてしゃべったこともある。
ギョーカイメジャーの就労支援は使えない。それが私の経験に基づく先入観だった。
でも座長の先生は、企業に対してもフェアな感覚を持っておられることを発見した。
これだったらまたお話を聞きに行こう。
近くにいる方なので、機会はいくらでもあるだろう。
終わったあとは、自然に拍手が湧いた、そんな雰囲気の会でした。
そのあとご一緒した当事者で保護者の方も、本当にいいセッションだったと語っていた。
来てよかったなと思いました。
>、カンチガイ当事者を増やすだけじゃないの?
言えるっ(笑)
私も障害者枠で4社目。やっと安心して能力も発揮できて会社の役に立てる仕事場にたどり着きました〜〜!!
手帳を取得してから5年たちました。
一時的には、私のような思考の者にも、意味や効果があります。
四半世紀前、そいう場を踏み台にしましたし、一部支援者とは今でも友情を分かち合っています。当時の仲間の中には、学者もいますし司法書士もいます。いろいろです。
もちろん、ニート製造工場と化した「その手の場」もありました。さすがにそいう場にき、当時も今もなじめません。速やかに退去します。
復職にあたり、病院や障害者支援センターなどは、「そういう場」で数週間連続で一日を過ごして「社会生活可能」であることを証明せよ。十数年の夜勤・宿直勤務を含む正社員生活は一切考慮しない。とのおおせなので、現在「そういう場」にいます。まったりした日課と・・・。
速やかにより負荷のかかる施設に移行できれば移行しますし、もうしばらく続けて「就労可能」のお墨付きをもらって職場復帰したいと思っています。
就労支援も本当に色々なのですね。まこさんは早くから社会に出てから障害者枠で働きはじめたので、色々矛盾に気づくことも多かったのでしょう。試行錯誤を繰り返しながら、本当に自分が役に立つ職場にめぐり合えてよかったですね。
就労継続支援は、いつかは抜けていくところという意識が支援者にも当事者にもあるかどうかが大きいと思いました。
またお越しくださいませ。
ふーん。復職システムってそういう風になっているのですか。それが本当にご本人たちに必要なステップならいいですけど、どっかの事業所に無駄な助成金をつぎ込むためだけに、当事者がつきあわされていないといいですね。
ニートになりたくない人は、ニート製造工場にい続ける必要はありませんね。すみやかに撤退がいいですね。ちゅん平さんが選んだのもそういう道です。やすさんと違いそれまで社会経験がなかったので、また違う難しさがあったのですが。
またお越しくださいませ。
場の空気読め。言外のルールを速やかに察知せよ。仕事では当たり前のこと。そりゃさうですけれど、これって仕事? 私、金払ってサービス受けてるんですけれど。抑うつ状態の真っただ中なんですけれど。抑うつ中でもストレス抱えてすり減らさなきゃいけないんでしょうか。「発達障害の対応は心得ているん」ですよね。
デイケア長の思いつきによる突然の変更は毎日のこと。これも苦手を克服する訓練?
先月は「体調よくなったらリワーク」とのこと。今月は「デイケアの精度上げて」とのこと。もうすでに場から浮き上がるほど精度上げてます。半日しか参加できない人がリワーク利用しています。どうしてほんとのこと言わないのでしょう。
そういうぱデイケア長は、最初から「地元のデイケアないの」と言っていました。正直にリワーク目的であることを告げましたが、これも「空気読めない」ってことでしょうか。
私にはデイケア→リワークのシステムがよくわからないんだけど、なんか出世魚みたいになってるわけですか? ラジオ体操みたいにスタンプ集めるとなんかもらえるわけ? やすさんは休職中で、戻るべき場所があって、今は回復が目的なのでしょ? その目的にあわせて主体的にサービスを選ぶっていう感じのシステムじゃなくなんかベルトコンベアに載せられちゃうわけ?
状況がよくわかりません。
空気読め、ねえ。読むとなんかいいことあるのかね。
でもまあ、吉川センセイの薫陶が愛知県内にも行き渡っていないのがよくわかりました。
あ、私は日曜日名古屋に日帰りします。名古屋場所千秋楽を見にいきます。名古屋と横浜の間には大きな静岡県があるだけで実は近いので、地元で吉川センセイの講演会情報とかキャッチしたら教えてくださいませ。行きますわ。顔が見てみたい。あの思想のよってきたるところを生で確かめたいですね。
またお越しくださいませ。
リワークについて説明します。
ふつう、「リワーク」は、うつ病の人向けの濃厚な心理教育を中心とするプログラムです。デイケアを二軍のように調整の場として利用する話は、今登録しているクリニックで初めて聴き間はた。
でもその話も、「空気読めよ」ということであれば、要するにデイケア医療費をせしめるための方便、だったのではないかと思っています。初めからない話を、そのように話せばデイケアにくると思ってからそう言ったのかも、と思っています。
あるいは、デイケアで様子見ていると、どうも自閉度が強いから、面白くないから、自ら去るように仕向けているのかもしれませんね。
空気読めよと公の場で罵倒することが治療と言うことであれば、別に病院でなくてもあること。そんなの治療行為と私は認めない。現に、まだ抑うつが治りきっていない私には身にこたえています。
三次障害が出現してきたので、今日は行くのやめました。リワークは希少ですがデイケアならそこいら中にあります。
次を探します。精神保健専門集団でも、発達障害には知識経験がない。うかつに言ってしまおうものなら、中途半端な知識で意味不明の治療をされることが分かりましたから。良い教訓とします。
医療や福祉の皆さんはお金が大好きよ。そして我々のような純然たる商売人と違ってそれを隠さなきゃいけないから大変。
=====
リワークは希少ですがデイケアならそこいら中にあります。
=====
要するにそういうことね。お客をつなぎとめておくためには勝手な番付表を作って、デイケアにとどめおく人を作らなくては。そういう商売が透けて見えるではないですか。
やすさんにとってそこは土俵ではないのですから、主体的にサービスを選ぶのがもちろん賢い道ですわね。豪華オプション生活のために今何が必要で、誰がそれを提供できるかよね。もちろん福祉だけではなく、ジムとかドンキとか、そういう場所も含めてね。
空気ねえ。読まないといけないのかな? っていうかもし今やすさんが行っている場所がうつ病のデイケアだとしたら、そこには定型のうつの人も来ていて、空気読み度において不利な展開なのは容易にわかります。でも世の中空気読めない分を他の能力で補って受け入れられている人も多いし、ニキさんが「えっちらおっちら」で書いてるみたいに別のルートで空気読む代わりの知識を得る方法もある。私はASの人に比べれば自然に空気は読めると思うけど、自分が読みたくないときには読まないよ。読まないほうがいいときにも読まない。たぶん定型でうつになる能力がある人(神田橋先生のお言葉)なんかはそのへんの使い分けしないんじゃないかな。そういう人と一緒にデイケアしてるだったらそりゃやすさんはぶっちぎりで読めないだろうけど、そんな当たり前のこと今更指摘されてもねえ。
吉川情報、ありがとうございました。やすさんご自身の個人情報につながるかもと思ったので公開は控えますが、いただいた情報は活用させていただきます。
またお越しくださいませ。
主治医病院のデイケア、満杯。医療関係は、病院の利益がからむ。
福祉利用は、障害福祉課から茶々が飛ぶ。金使わせたくないって、いうことですか。復職したら地方税たんと納めるのに。そんなんより、自分のところの窓口対策っですか。
あともう一息で復職が見えてくるのに、八合目で地団太踏んでる感じ。でもここからが大変なのかもしれませんね。薬でどうの、という世界ではないですから。
無理に復職して自爆した事例、たくさん報告されていますし、実例も見ています。戻るところがあるだけ幸せかもしれないと、言い聞かせています。
私のがアスペルガー基盤の抑うつ状態ではなく鬱病であったら、たくさん施設あるのに、などと考えますが、それはそれで大変でしょう、と、心をなるべく平静に保とうとしています。
でも本当に、大人の発達障害にはなかなか有効な資源がなく、「家事をする引きこもり」という存在しない安易な「暗黙の道」に、今日議論した福祉課の役人を含む多くの支援者が逃げているような気がしているのは、私だけでしょうか。
世界一のインフラが整った清潔な国に暮らすことの引き換えに、われわれは事なかれ主義の小役人とどこに行っても出会いますね。自衛しかないです。
今度の本に出てくることですが、ニキさんは主治医に「発達障害専門医」を選んでいません。QOLの確保のために、上手な決断だと思います。
発達障害者向け社会資源が乏しいといっても、たまにあると名大病院吉川徹だったり。あのひとはきっと発達障害を診れる医者ということになってるんじゃないかな。「専門医」は治さなくて、治すのは普通の臨床医なのですよね、この世界は。
そしてその専門医が「家事のできる引きこもり」が治療目標だと明言している状態では、小役人の事なかれ主義にも拍車がかかるでしょう。そんなものに税金投じたくないだろうから。
吉川発言は人災ですね。
またお越しくださいませ。