IWGPジュニアヘビー級王者、KO―D無差別級王座との2冠王として快進撃を続ける飯伏幸太(30=DDT)が、今後のテーマを「更生」に設定。その裏にはDDT武道館決戦での壮絶死闘に加え、前代未聞の「ツイッター追放事件」があった。
飯伏は新日本プロレス7日の後楽園大会でKUSHIDA(29)の挑戦を退けIWGPジュニアヘビー級の初防衛に成功。V2戦の相手は田口隆祐が濃厚だ。2冠王として止まらぬ快進撃を続けるゴールデンスター。その一方で飯伏「再スタート」をテーマとして掲げている。
それは先月起きた2つの事件に由来する。一つは武道館大会のケニー・オメガ戦。2階からのケブラーダなど超絶技を駆使した死闘は、場所を問わず激闘を繰り広げてきた破天荒スタイルの集大成となった。飯伏は「あれは一つのゴール。これからは違うスタイルを追求したい」と、プロレス人生の転機と位置づける。
さらに私生活でも自身を見つめ直す出来事があった。それは8月4日のことだ。当時の飯伏はレスラーの全裸画像など公序良俗に反するツイートを連発する危険人物。モザイクを入れていたのがせめてもの良心だった。だが同日夜、飯伏は何を血迷ったかある同僚選手の局部写真をモザイクなしで投稿したのだ。
「限界に挑戦したつもりだったんですが、まあモロ写ってましたからね。7時間後にログインできなくなりました。新しいアカウントを作りたくても、僕のアドレスを入れた瞬間に接続できなくなる。もうね、天罰が下ったんです」。猥褻画像を投稿し続けツイッターから“追放”された有名人など、前代未聞だろう。
「私生活でもプロレスでも限界まで挑戦して、一定のラインが分かったというか。今日からはプロレス1年生のつもりで頑張ります」と更生を誓った飯伏。
30歳になった今、ベルトとともに常識を守る人間像を目指す。
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