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2012年9月10日(月) 19:25 |
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ビジネスターゲットはシルバー世代
新たなビジネスターゲットは、シルバー世代―、いわゆる高齢者です。 岡山県でも、人口の4分の1が65歳以上となるなど高齢化社会が進む中、様々な店舗で高齢者向けの新たなサービスが始まっています。
学生らのすぐ側でゲームをしているのは年配の男性―。 景品ゲームに熱中しているのは64歳の男性です。 倉敷市のショッピングセンター内にあるゲームセンターです。 慣れた手つきでコインゲームをする、シルバー世代、いわゆる高齢者の人たち―。 遊び方にもよりますが、少ない金額で長い時間、楽しめるのが魅力の一つだということです。 シルバー世代の常連も多いというこちらのゲームセンター。 顧客獲得のために60歳以上を対象にした会員カードを作っています。 来店ごとにつくポイントが一般会員の2倍となっており、貯まったポイントでさらにゲームなどが楽しめるというもので、新たなビジネスの展開をみせています。 シルバー世代をターゲットにしたビジネス展開の背景にあるのは少子高齢化―。 岡山県内でも、人口の4分の1を65歳以上が占めるようになっています。 そのシルバー世代に人気のスポーツが公園などで簡単に楽しめるグラウンドゴルフ―。 使っている道具にもそれぞれこだわりがあるようです。 このような愛好者の声に応えようと、今年5月、岡山市内にオープンしたのが、グラウンドゴルフ用品の専門店です。 カラフルなボールやウェアーなどはおしゃれを楽しみたい年配の女性に人気ということです。 店によりますと、グラウンドゴルフの愛好者は、岡山県内におよそ7万人いるということで、今後もニーズはあると見ています。 一方、浅口市のコンビニエンスストアでは「商品を家まで運んで欲しい」といったシルバー世代などの声に応え超小型電気自動車での宅配サービスを開始―。 店内の商品の中から電話などで事前に注文を受けた商品を自宅まで届けるというもので、岡山県内では初めての取り組みです。 加熱するシルバー世代ビジネス―。 今後の商戦を堂勝ち抜くか、思いもかけない高齢者のニーズをいかにして先取りしていくかが鍵となります。
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