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2012年9月10日(月) 19:25 |
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毒グモ・セアカゴケグモ定着か
外来種の毒グモ・セアカゴケグモが今月、坂出市内で相次いで見つかり、10日も新たに30匹が小豆島で確認されました。 なぜセアカゴケグモが相次いで発見されるのか、専門家の中にはセアカゴケグモが地域に定着している可能性を指摘する声も出ています。
セアカゴケグモは、体長10ミリから15ミリほどの毒グモで、体の赤い模様が特徴です。 かまれると痛みやけいれんなどを引き起こす恐れがあり、国の特定外生物に指定されています。 今月1日に坂出市番の州緑町で2匹のセアカゴケグモが見つかったのを皮切りに、近くの事業所などでも相次いで発見され、確認された数は77匹にのぼりました。 セアカゴケグモは本来、日本にはおらず、コンテナなどに付着して侵入してきたと見られていて、国内では港湾施設などで多く発見されています。 亜熱帯地域に住むクモのため、国内では日当たりが良く暖かいところに生息します。 環境省で外来生物の対策に取り組む研究員は、セアカゴケグモが国内で定着している可能性があると言います。 香川県では10日、新たに30匹が小豆島の農業用ビニールハウス付近で見つかっていたことがわかり、どういうルートで侵入したのかなど調べています。
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