ギリシャ、極右議員らの護衛停止 移民攻撃事件受けギリシャ国会で議事に臨む極右「黄金の夜明け党」の議員ら=6月(AP=共同) 【ローマ共同】ギリシャからの報道によると、同国市民擁護省は10日、移民排斥などを訴える極右「黄金の夜明け党」の所属議員18人に対する警察官の護衛を取りやめるとの声明を発表した。同党議員らが先導するグループが先週、移民たちの露店を破壊する事件があり、護衛の警官らがそれを阻止しなかった事態を受けた措置という。 声明は「警護と暴力行為の取り締まりという利害の衝突を避けるために護衛を外すことを決めた」と説明した。事件発覚後、警察が破壊を見過ごしたことにメディアからの批判が強まっていた。 【共同通信】
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