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2012年09月09日13:18
ヤンなで、銅メダル獲っちゃった!
8日に大会閉幕を迎えたU-20女子ワールドカップ。日本代表ヤングなでしこは3位決定戦で激闘の末にナイジェリアを撃破。見事に銅メダルを獲得しました。田中陽子ちゃんのスーパーミドルと、西川の追加点による楽勝ムードから、最後は足がバッタリと止まって一方的に攻め立てられる急転直下。最後のプレーまでヒヤヒヤする戦いでしたが、ヤンなでが粘り切りました。
これで昨年の女子ワールドカップ、先のロンドン五輪につづきなでしこは連続メダル獲得。世界の女子サッカー大国としての礎を着実に築きつつあります。ヤンなでへの期待もさらに高まることでしょう。試合を重ねるごとに増えつづけた観衆は、ついに最終戦で3万1114人に達しました。なでしこジャパンによる国内最多動員記録が2004年のアテネ五輪代表決定試合・北朝鮮戦の3万1324人ですので、ヤンなでの注目度が急激に高まっていることがわかるというもの。銅メダルという結果も考え合わせれば、4年前のなでしこJAPANの位置は人気・実力ともに超えてきたとも言えるでしょう。
さぁ、これでヤンなでは厳しい道へと舵を切りました。
先輩が金・銀で自分たちが銅なら、この先の代表チームでの活動は当然メダルが期待されます。ある意味で「義務」と言ってもいいレベルの期待感がつきまとうことになるでしょう。しかし、あのなでしこJAPANでさえ、五輪での銀獲得にどれほど苦闘したか。それを考えれば、メダル獲得は簡単なことではありません。簡単ではありませんが、連続メダル獲得の女子サッカー大国に「メダルを期待するな」というのは無理な話。もうヤンなでは、その注目・重圧から逃げられないのです。
しかし、彼女たちの中には所属チームでポジションを確保できていない選手もいます。この先の代表チームでの活動は、澤・宮間ら伝説の選手たちと競り合わなくてはいけません。自分の置かれた現状と、周囲の期待感が一致しないこともあるでしょう。ていうか、コンビニに行っただけで「ヤンなでー!」「世界一頼むぞー!」「あ、このアイスあげる!みんなで食べて!」と声を掛けられる、「スターの落ち着かない生活」も始まるかもしれません。
若い娘たちはその中で自分を保っていられるのでしょうか。毎日のように届く一般男性からのラブレター。同封される婚姻届。練習場に押しかけては「集中ー!」「プレッシャー!」「走れー!」などのウザいコーチングをするオッサン。オリジナルの「LOVE田中NOT美南」などのTシャツを着たオッサン。フライデー、週刊アサヒ、フモフモコラムなどの低俗な連中が、彼女たちの恋路をスクープしようと、ストーキングしているかもしれません。息苦しい毎日になりそうです。もう少しの間、緩やかにノビノビとすごしたほうがよかったのではないか。目立つのが早すぎたのではないか。僕は彼女たち保護者として非常に心配です。
もともと今大会に関しては、いい結果でも悪い結果でも「成長の途上」と受け止めたく思っていたところです。難しい提案かもしれませんが、この銅メダルに関しては「やったら、獲れちゃった」くらいの軽い気持ちで、受け流してあげられないものでしょうか。「銅以上」を基準にされて、陽子ちゃんが宮間あやたんばりのストイックモードに突入したら寂しいじゃないですか。もうしばらくの間、「ヤンなでの放し飼い」を見ていたい…芝生の上でキャッキャウフフする彼女たちの姿に、僕はそんなことを思ったのです。
ということで、彼女たちがスターという茨の道へ踏み出した、8日の「U-20女子ワールドカップ3位決定戦 日本VSナイジェリア戦」をチェックしていきましょう。
◆ヤンなでと過ごした熱い夏…抱きしめて祝いたいTONIGHT!
ギラギラ輝く太陽。太陽の陽は陽子の陽。太陽の輝きは光そのもの。夏の暑さをまだ残す国立競技場は、眩しいばかりの太陽に照らされています。灼けつく日差しの中で最後の試合を迎えたヤングなでしこ。素肌に流れる汗の滴はキラキラと輝いています。「キスしたい…」誰もがそう思わされたであろう、少女たちの美しい姿。
スタンドには3万人の大観衆。色とりどりの横断幕が掲げられ、ハートマーク入りのフラッグや「大好き」などのメッセージ、女性からの黄色い声援も多くあがります。そんな熱気の高まりを知ってか知らずか、ヤンなでは今日もリラックスムード。入場を待つ間には前髪を直すドコマヨちゃんや、笑顔を見せるキャプテン藤田、猶本ひかるんらの和やかな姿も。
3位決定戦の相手はナイジェリア。その体格はヤンなでを一回り上回り、試合前のウォームアップではボールを使う前に入念に身体をぶつける練習をしています。「体当たりするぞ」という意気込みの現れか。フィジカルで圧倒されたドイツ戦の嫌なイメージも甦ります。
そんな緊張の中で始まった試合。4-2-3-1のシステムは変わらないものの、DFの顔ぶれをいじり、トップ下に田中陽子を固定、1トップには道上を起用するなど、ヤンなでは若干仕組みを変えてきました。これもナイジェリアの身体能力を警戒してのものでしょうか。道上がボールを納めて、落としたところで陽子ちゃんの圧倒的得点力を活かす。そんな狙いを感じる編成です。
一方ナイジェリアはスイーパーを残すようにひとり余らせる珍しい形。攻撃面でもドーンと蹴ってボーンとシュートという、あまり連動した動きに頼らない姿勢。いい意味でも悪い意味でもゴール前で身体をぶつけて、弾き飛ばしたほうが勝つ的なスタイルです。
試合は立ち上がりから流れが行ったり来たり。前半3分に道上がラインの裏を完全にとってGKと1対1の場面を作れば、ナイジェリアもポスト直撃のFKを放ち、どちらが先制してもおかしくない状況がつづきます。
そんな中で光ったのは日本の技術・組織力。ナイジェリアの早くて強い攻めも、しっかりとブロックを作って対応。相手とボールの間に身体をねじ込み、振られても動き直してコースに最後まで足を伸ばすなど、粘り強い守備で決定的なチャンスを与えません。
攻撃ではボールを受けてからターンする動きで、相手守備陣を翻弄。ボールを受ける→左右どちらにでもターンできるコントロール→鋭い反転で寄せてきた相手を振り切る、という流れでナイジェリアがガツガツ来ようとしてもままなりません。
そして試合が動いたのは前半24分。スローインの流れからスコーンとスペースが空いた中央でボールを受けたのは田中陽子ちゃん。陽子ちゃんはかなり距離があるところからでも、思い切りよくシュート。その凄まじい一撃は、ほぼ無回転のままゴールに突き進み、GKの手を弾いてゴールイン!陽子ちゃんの必殺シュートの誕生です!
↓「蹴ったら、入りました」と本人が語る、無念無想の境地で生まれた新必殺技!
今大会6試合で6ゴール!
タナヨウキャノンがナイジェリアをへこませた!
↓タナヨウキャノンを生み出す驚異的な身体の捻り!
これは…たまらん!
陽子ちゃんの太ももに絡みつかれたい!

前半を1-0で折り返すと、日本は後半頭から1トップに西川を投入。前半35分に横山を下げて柴田を投入していた日本は、これで早くも2人目の選手交代。「何だその交替」「ピンチメイク」「もう試合終了間際か」と騒然とするスタンド。今日は90分で勝つ、90分で勝つしかない、とヤンなでにも緊張感が走ります。
↓そんな緊張感の中、後半5分に代わった西川が追加点!謎のゴリラ風パフォーマンスも見せたぞ!
代わって入った柴田がドリブルで切り裂き、代わって入った西川が決めた!
吉田監督の采配能力があるんだかないんだか問われる追加点www
さぁ、これで苦しくなったのは何故か日本。2-0は危険な点差なんて言いますが、ナイジェリアは2点差がついたことで、もう攻めるしかないとガンガン来ることに。一方、日本は疲労の影響かバッタリと足が止まります。前半ボールをよくおさめた道上は下がり、代わって受け手となった柴田も疲れ、さらに中盤のセーフティネットとなっていたキャプテン藤田のぞみが後半22分に足がつって無念の離脱。特に、藤田離脱の影響は大きく、日本は一方的に押しまくられることになりました。
後半28分にはFKを決められ1点差に迫られると、もう見ちゃおれん状態。「追いつかれたら負けるぞ」「守れ日本!」「ていうか、吉田監督の大反省会やるから駅前のモスに集合な!」とヤキモキしっぱなし。何度となく危ない場面を迎えては、相手が外してくれて助かるという場面の連続です。
↓後半39分にドフリーのヘッドを外してくれた際には、さすがのナイジェリアベンチもズコーッ!
左1:「オーノーッ!」
左2:「ズコーーーッ!!」
左3:「おぉぅふ…」
左4:「なぬーーーーっ!」
左5:「ポカーン」
スタンドではラッパ吹いてるし、ベンチではコケてるしwww
楽しそうで結構wwww

そして長い長い残り5分。もう連動した動きはとてもできず、たまたま取ったボールをキープするので精一杯のヤンなでたち。アディショナルタイムにはなりふり構わずコーナーポスト脇でのボールキープも見せました。耐えて、粘って、守って、そして迎えたタイムアップ。ヤンなで、歓喜の銅メダルです!
↓ヤンなで、お疲れ!銅メダルおめでとう!
仲間に両脇を抱えられて、ピッチに向かうキャプテン藤田の姿!
捕まった宇宙人みたいで感動した!
歓喜のヤンなで。うずくまるナイジェリア。喜びを爆発させつつも、西川が横山が田中美南がナイジェリア選手に声を掛け、慰めていました。紙一重の死闘の中で生まれた友情がさわやかで気持ちいい。さらに田中美南は怪我で代表を離脱した村松智子のユニフォームを後ろ前に来て場内を一周するなど、情に厚い面を存分に披露。僕の中でも「美南もいいじゃないか…」と熱いものがこみ上げます。ヤンなでは、本当に見ていて楽しい集団ですね。
↓夜出演した「すぽると!」でも気持ちいいコメントが連発!
田中陽子ちゃんの女王っぷりと、猶本ひかるんの控え目さが好対照!
僕も陽子ちゃんと故障したエレベーターの中でフレンドリーに接したい!
あと、藤田さん家に唐揚げ届けてあげてください!彼女、油ものに飢えてます!

さぁ、楽しい時間がすぎたら新しい戦いの始まりです。チームでのレギュラー争いや、先輩なでしことのポジション争いが待っています。あの澤や、あの宮間と競り合ってポジションをつかむのは、世界3位のヤンなでと言えども一筋縄ではいかないはずです。
ときに苦しみ、ときに自分を追い詰めることもあるでしょうが、今の楽しいヤンなでを忘れずにいてほしい…僕はそう願っています。追い込むだけが努力じゃない。笑顔なしに結果を残せる人などいるでしょうか。どんな苦しさも、それを上回る楽しさがあってこそ乗り越えられるもの。なでしこの先輩たちもそうです。あのストイックな宮間さんですら、ピッチを離れれば面白宴会社長なのです。明るく、元気に、今の気持ちのまま成長していってください。僕も宿舎のそばでそれを見守っていますから…。
↓先輩にも物怖じするなよ!丸山カリーナさんを見習えば大丈夫だ!
世界のバロン澤から金借りるなよwwwwwwwww
でも、これぐらいできたらチームにも溶け込めるはずだ!
「澤さん、2万円貸してください」「次の代表合宿で必ず返しますから」「忘れました〜ヘヘへ。次は必ず返します」で、代表チームから離脱できない存在となれ!
ヤンなでひと夏の大冒険、最高に楽しかった!ありがとう!お疲れ様!
8日に大会閉幕を迎えたU-20女子ワールドカップ。日本代表ヤングなでしこは3位決定戦で激闘の末にナイジェリアを撃破。見事に銅メダルを獲得しました。田中陽子ちゃんのスーパーミドルと、西川の追加点による楽勝ムードから、最後は足がバッタリと止まって一方的に攻め立てられる急転直下。最後のプレーまでヒヤヒヤする戦いでしたが、ヤンなでが粘り切りました。
これで昨年の女子ワールドカップ、先のロンドン五輪につづきなでしこは連続メダル獲得。世界の女子サッカー大国としての礎を着実に築きつつあります。ヤンなでへの期待もさらに高まることでしょう。試合を重ねるごとに増えつづけた観衆は、ついに最終戦で3万1114人に達しました。なでしこジャパンによる国内最多動員記録が2004年のアテネ五輪代表決定試合・北朝鮮戦の3万1324人ですので、ヤンなでの注目度が急激に高まっていることがわかるというもの。銅メダルという結果も考え合わせれば、4年前のなでしこJAPANの位置は人気・実力ともに超えてきたとも言えるでしょう。
さぁ、これでヤンなでは厳しい道へと舵を切りました。
先輩が金・銀で自分たちが銅なら、この先の代表チームでの活動は当然メダルが期待されます。ある意味で「義務」と言ってもいいレベルの期待感がつきまとうことになるでしょう。しかし、あのなでしこJAPANでさえ、五輪での銀獲得にどれほど苦闘したか。それを考えれば、メダル獲得は簡単なことではありません。簡単ではありませんが、連続メダル獲得の女子サッカー大国に「メダルを期待するな」というのは無理な話。もうヤンなでは、その注目・重圧から逃げられないのです。
しかし、彼女たちの中には所属チームでポジションを確保できていない選手もいます。この先の代表チームでの活動は、澤・宮間ら伝説の選手たちと競り合わなくてはいけません。自分の置かれた現状と、周囲の期待感が一致しないこともあるでしょう。ていうか、コンビニに行っただけで「ヤンなでー!」「世界一頼むぞー!」「あ、このアイスあげる!みんなで食べて!」と声を掛けられる、「スターの落ち着かない生活」も始まるかもしれません。
若い娘たちはその中で自分を保っていられるのでしょうか。毎日のように届く一般男性からのラブレター。同封される婚姻届。練習場に押しかけては「集中ー!」「プレッシャー!」「走れー!」などのウザいコーチングをするオッサン。オリジナルの「LOVE田中NOT美南」などのTシャツを着たオッサン。フライデー、週刊アサヒ、フモフモコラムなどの低俗な連中が、彼女たちの恋路をスクープしようと、ストーキングしているかもしれません。息苦しい毎日になりそうです。もう少しの間、緩やかにノビノビとすごしたほうがよかったのではないか。目立つのが早すぎたのではないか。僕は彼女たち保護者として非常に心配です。
もともと今大会に関しては、いい結果でも悪い結果でも「成長の途上」と受け止めたく思っていたところです。難しい提案かもしれませんが、この銅メダルに関しては「やったら、獲れちゃった」くらいの軽い気持ちで、受け流してあげられないものでしょうか。「銅以上」を基準にされて、陽子ちゃんが宮間あやたんばりのストイックモードに突入したら寂しいじゃないですか。もうしばらくの間、「ヤンなでの放し飼い」を見ていたい…芝生の上でキャッキャウフフする彼女たちの姿に、僕はそんなことを思ったのです。
ということで、彼女たちがスターという茨の道へ踏み出した、8日の「U-20女子ワールドカップ3位決定戦 日本VSナイジェリア戦」をチェックしていきましょう。
◆ヤンなでと過ごした熱い夏…抱きしめて祝いたいTONIGHT!
ギラギラ輝く太陽。太陽の陽は陽子の陽。太陽の輝きは光そのもの。夏の暑さをまだ残す国立競技場は、眩しいばかりの太陽に照らされています。灼けつく日差しの中で最後の試合を迎えたヤングなでしこ。素肌に流れる汗の滴はキラキラと輝いています。「キスしたい…」誰もがそう思わされたであろう、少女たちの美しい姿。
スタンドには3万人の大観衆。色とりどりの横断幕が掲げられ、ハートマーク入りのフラッグや「大好き」などのメッセージ、女性からの黄色い声援も多くあがります。そんな熱気の高まりを知ってか知らずか、ヤンなでは今日もリラックスムード。入場を待つ間には前髪を直すドコマヨちゃんや、笑顔を見せるキャプテン藤田、猶本ひかるんらの和やかな姿も。
3位決定戦の相手はナイジェリア。その体格はヤンなでを一回り上回り、試合前のウォームアップではボールを使う前に入念に身体をぶつける練習をしています。「体当たりするぞ」という意気込みの現れか。フィジカルで圧倒されたドイツ戦の嫌なイメージも甦ります。
そんな緊張の中で始まった試合。4-2-3-1のシステムは変わらないものの、DFの顔ぶれをいじり、トップ下に田中陽子を固定、1トップには道上を起用するなど、ヤンなでは若干仕組みを変えてきました。これもナイジェリアの身体能力を警戒してのものでしょうか。道上がボールを納めて、落としたところで陽子ちゃんの圧倒的得点力を活かす。そんな狙いを感じる編成です。
一方ナイジェリアはスイーパーを残すようにひとり余らせる珍しい形。攻撃面でもドーンと蹴ってボーンとシュートという、あまり連動した動きに頼らない姿勢。いい意味でも悪い意味でもゴール前で身体をぶつけて、弾き飛ばしたほうが勝つ的なスタイルです。
試合は立ち上がりから流れが行ったり来たり。前半3分に道上がラインの裏を完全にとってGKと1対1の場面を作れば、ナイジェリアもポスト直撃のFKを放ち、どちらが先制してもおかしくない状況がつづきます。
そんな中で光ったのは日本の技術・組織力。ナイジェリアの早くて強い攻めも、しっかりとブロックを作って対応。相手とボールの間に身体をねじ込み、振られても動き直してコースに最後まで足を伸ばすなど、粘り強い守備で決定的なチャンスを与えません。
攻撃ではボールを受けてからターンする動きで、相手守備陣を翻弄。ボールを受ける→左右どちらにでもターンできるコントロール→鋭い反転で寄せてきた相手を振り切る、という流れでナイジェリアがガツガツ来ようとしてもままなりません。
そして試合が動いたのは前半24分。スローインの流れからスコーンとスペースが空いた中央でボールを受けたのは田中陽子ちゃん。陽子ちゃんはかなり距離があるところからでも、思い切りよくシュート。その凄まじい一撃は、ほぼ無回転のままゴールに突き進み、GKの手を弾いてゴールイン!陽子ちゃんの必殺シュートの誕生です!
↓「蹴ったら、入りました」と本人が語る、無念無想の境地で生まれた新必殺技!
今大会6試合で6ゴール!
タナヨウキャノンがナイジェリアをへこませた!
↓タナヨウキャノンを生み出す驚異的な身体の捻り!
<画像:シュートを放つ田中陽子ちゃん>
http://hochi.yomiuri.co.jp/photogallery/garticle.htm?ge=96&gr=460&id=166371
<画像:練習からすごい捻りを見せる田中陽子ちゃん>
http://photos.nikkansports.com/sports/women/archives/33664.html
これは…たまらん!
陽子ちゃんの太ももに絡みつかれたい!
キレイな脚のつくり方 決定版ナチュラル美脚レッスン/室谷良子/川嶋朗【RCP1209mara】 価格:1,470円 |
前半を1-0で折り返すと、日本は後半頭から1トップに西川を投入。前半35分に横山を下げて柴田を投入していた日本は、これで早くも2人目の選手交代。「何だその交替」「ピンチメイク」「もう試合終了間際か」と騒然とするスタンド。今日は90分で勝つ、90分で勝つしかない、とヤンなでにも緊張感が走ります。
↓そんな緊張感の中、後半5分に代わった西川が追加点!謎のゴリラ風パフォーマンスも見せたぞ!
代わって入った柴田がドリブルで切り裂き、代わって入った西川が決めた!
吉田監督の采配能力があるんだかないんだか問われる追加点www
さぁ、これで苦しくなったのは何故か日本。2-0は危険な点差なんて言いますが、ナイジェリアは2点差がついたことで、もう攻めるしかないとガンガン来ることに。一方、日本は疲労の影響かバッタリと足が止まります。前半ボールをよくおさめた道上は下がり、代わって受け手となった柴田も疲れ、さらに中盤のセーフティネットとなっていたキャプテン藤田のぞみが後半22分に足がつって無念の離脱。特に、藤田離脱の影響は大きく、日本は一方的に押しまくられることになりました。
後半28分にはFKを決められ1点差に迫られると、もう見ちゃおれん状態。「追いつかれたら負けるぞ」「守れ日本!」「ていうか、吉田監督の大反省会やるから駅前のモスに集合な!」とヤキモキしっぱなし。何度となく危ない場面を迎えては、相手が外してくれて助かるという場面の連続です。
↓後半39分にドフリーのヘッドを外してくれた際には、さすがのナイジェリアベンチもズコーッ!
ナイジェリア同点を逃す ベンチのリアクション twitter.com/frogteacher/st…
— 企画物AV嬢さん (@frogteacher) 9月 8, 2012
左1:「オーノーッ!」
左2:「ズコーーーッ!!」
左3:「おぉぅふ…」
左4:「なぬーーーーっ!」
左5:「ポカーン」
スタンドではラッパ吹いてるし、ベンチではコケてるしwww
楽しそうで結構wwww
【中古】afb たのしいおまつり ナイジェリアのクリスマス /イフェオマオニェフル【作・写真】,さくまゆみこ【訳】 価格:850円 |
そして長い長い残り5分。もう連動した動きはとてもできず、たまたま取ったボールをキープするので精一杯のヤンなでたち。アディショナルタイムにはなりふり構わずコーナーポスト脇でのボールキープも見せました。耐えて、粘って、守って、そして迎えたタイムアップ。ヤンなで、歓喜の銅メダルです!
↓ヤンなで、お疲れ!銅メダルおめでとう!
仲間に両脇を抱えられて、ピッチに向かうキャプテン藤田の姿!
捕まった宇宙人みたいで感動した!
歓喜のヤンなで。うずくまるナイジェリア。喜びを爆発させつつも、西川が横山が田中美南がナイジェリア選手に声を掛け、慰めていました。紙一重の死闘の中で生まれた友情がさわやかで気持ちいい。さらに田中美南は怪我で代表を離脱した村松智子のユニフォームを後ろ前に来て場内を一周するなど、情に厚い面を存分に披露。僕の中でも「美南もいいじゃないか…」と熱いものがこみ上げます。ヤンなでは、本当に見ていて楽しい集団ですね。
↓夜出演した「すぽると!」でも気持ちいいコメントが連発!
<ナイジェリア戦での先制点の場面について>
田中陽:「(蹴ったら入った、と試合後インタビューでは言ったが)あとから冷静に考えたら、蹴ったら入ったというわけではなかったです(笑)」
田中陽:「強いシュートじゃないと入らないと思ったので、芯に当てるように努力しました」
田中陽:「(落ち着いてシュートを撃てましたか、の問いに)はい!」
<メキシコ戦でのミドルシュートについて>
猶本:「(あれはイメージ通りだったんですか、の問いに)イメージしてなかったです(笑)」
<スイス戦のPKについて>
猶本:「(緊張しましたか、の問いに)いや、外してもいいやくらいの気持ちで」
<大竹七未さんが、「私陽子ちゃんと誕生日同じでずっと応援していたの!」という、どうでもいい情報をしつこくアピールした場面で>
田中陽:「いや、ホント、嬉しいです」
<合宿中の印象深いエピソードについて>
藤田:「毎食からあげを出してくれた!!」
池田:「ホテルでの食事は『美味しい』と言うと毎日出てくる!」
田中陽:「エレベーターなどで各国の選手とフレンドリーに接したこと」
田中陽子ちゃんの女王っぷりと、猶本ひかるんの控え目さが好対照!
僕も陽子ちゃんと故障したエレベーターの中でフレンドリーに接したい!
あと、藤田さん家に唐揚げ届けてあげてください!彼女、油ものに飢えてます!
絶品からあげガイド全国版 三才ムック / 日本唐揚協会 【ムック】 価格:680円 |
さぁ、楽しい時間がすぎたら新しい戦いの始まりです。チームでのレギュラー争いや、先輩なでしことのポジション争いが待っています。あの澤や、あの宮間と競り合ってポジションをつかむのは、世界3位のヤンなでと言えども一筋縄ではいかないはずです。
ときに苦しみ、ときに自分を追い詰めることもあるでしょうが、今の楽しいヤンなでを忘れずにいてほしい…僕はそう願っています。追い込むだけが努力じゃない。笑顔なしに結果を残せる人などいるでしょうか。どんな苦しさも、それを上回る楽しさがあってこそ乗り越えられるもの。なでしこの先輩たちもそうです。あのストイックな宮間さんですら、ピッチを離れれば面白宴会社長なのです。明るく、元気に、今の気持ちのまま成長していってください。僕も宿舎のそばでそれを見守っていますから…。
↓先輩にも物怖じするなよ!丸山カリーナさんを見習えば大丈夫だ!
<9月7日のTBS「ぴったんこカン・カン」より、誰にも物怖じしない丸山さんの生き方>
丸山:「私ロンドンに行くとき、お金両替していかなかったんですよ」
丸山:「選手村で両替できたんで」
丸山:「でも1万円、2万円と2回両替したんですけど、足りなくなっちゃって」
丸山:「澤さんに1万円借りて」
丸山:「本当は2万円借りたかったんです!」
丸山:「けど、2万貸してくださいって言えないじゃないですか!」
丸山:「(澤さんに)いくらでも貸してあげるよーって言われたんですけど」
丸山:「1万円貸してくださいって」
世界のバロン澤から金借りるなよwwwwwwwww
でも、これぐらいできたらチームにも溶け込めるはずだ!
「澤さん、2万円貸してください」「次の代表合宿で必ず返しますから」「忘れました〜ヘヘへ。次は必ず返します」で、代表チームから離脱できない存在となれ!
ヤンなでひと夏の大冒険、最高に楽しかった!ありがとう!お疲れ様!
まぁ吉田監督の采配は謎でしたが…