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石巻のがれき 北九州へ搬出開始9月10日 23時29分
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東日本大震災で出たがれきを西日本で初めて北九州市が受け入れることになり、10日、宮城県石巻市のがれきが仙台港から搬出されました。
石巻市では、東日本大震災の被災地の自治体では最も多い、およそ400万トンのがれきが発生し、北九州市ががれきの受け入れを検討してきました。
そして、試験焼却を行った結果、焼却灰の放射性物質の濃度が安全基準を大きく下回っていたことから、西日本で初めてとなるがれきの受け入れが決まりました。
仙台港では、木くずを中心にした可燃がれきの入ったコンテナが次々と船の中へ運び込まれていき、船は北九州市に向けて出発していきました。
搬出されたがれきは110個のコンテナで800トンに上り、今月13日に北九州市に到着する予定です。
今後は、週1便のペースで搬出され、今年度中におよそ2万3000トンのがれきが運ばれ、処理されることになっています。
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