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【芸能・社会】

松坂桃李&杏 W主演日テレドラマ 初の刑事役でゴールデンも初主演

2012年9月11日 紙面から

警視庁捜査一課員だけが付ける赤い襟章を胸に、刑事役への思いを語った松坂桃李(左)と杏

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 俳優の松坂桃李(23)と女優の杏(26)が、日本テレビ系で今冬放送される2時間ドラマ「リバース」でW主演することが、10日分かった。物語が二転三転する新感覚の刑事ドラマで、松坂は初めて刑事役に挑戦する。午後9時からの「金曜ロードSHOW!」枠のため、松坂にとっては初のゴールデンタイム主演作になる。

 NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」でヒロインの夫をさわやかに演じ、実力派若手俳優として人気急上昇中の松坂が、初のゴールデンタイム主演作に臨む。しかも初の刑事役で、制作側が「これまでにない刑事ドラマを作る」と宣言する意欲作。8月末に本物の警視庁前で撮影が始まり、松坂は「こういうところでロケできるんだ、という驚きと同時に、主人公が刑事という夢への第一歩を刻む期待感と、この役へ挑む気持ちが重なりました」と並々ならぬ決意を語った。

 松坂演じる江上亨と杏演じる佐野希は、警視庁の警察官で幼なじみという設定だ。未解決事件をゼロにするため捜査一課に誕生した特殊部隊「チームZ」に配属され、中学卒業から10年ぶりに再会。新たに発生した連続企業恐喝事件を捜査する中で、他の未解決事件や自分たちの過去にも向かい合うことになる。

 「反転」を意味するタイトル通り事件が次々に急展開し、個性派がそろうチームZの隠れていた人間関係や素性も、どんでん返しになっていく。闇を抱えた難役だが、前田伸一郎プロデューサーは「エネルギーがすごい。理屈抜きで視聴者、観客に訴える力がある」と、松坂を前提に江上のキャラクターを作り指名したという。杏の起用については「強烈な目力と存在感に加え、好奇心旺盛で研究熱心なところ」と説明した。

 昨年のBeeTV「女神のイタズラ」以来2度目となる共演に、松坂は「恥ずかしいことも恐れない大胆な方。たくさん刺激をもらっています」と杏の印象を語る。183センチと174センチという高身長同士で、格闘や拳銃を使うアクションシーンの相性も抜群。杏は「とても丁寧にカットを重ねて撮っているので、スピード感がある仕上がりになると思う」。刑事ドラマの新たな名コンビとして話題になりそうだ。

 脚本は「ヤング ブラック・ジャック」の酒井直行氏、演出は「女王の教室」の岩本仁志氏が手掛ける。

 

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