韓国・現代自動車の労使が5月に開始した賃金交渉は度重なる時限ストライキを経て妥結、基本給を引き上げるほか徹夜勤務を廃止して労働時間を減らすなど、会社側が多大な譲歩を示して最終決着した。韓国財界が「なぜ、ここまでするのか」とクビをかしげるほどの経営側のベタ降りだ。労組の「完勝」となった交渉結果は現代自の経営の先行きに暗雲を漂わせている。
■28日間の時限スト
「交渉中、使用者側は組合員の血と汗を否定…
李明博、現代自動車、FTA、韓国
韓国・現代自動車の労使が5月に開始した賃金交渉は度重なる時限ストライキを経て妥結、基本給を引き上げるほか徹夜勤務を廃止して労働時間を減らすなど、会社側が多大な譲歩を示して最終決着した。韓国財界が「な…続き (9/10)
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