日本経済新聞

9月11日(火曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

コンテンツ一覧

アジアTrend

「世界最強」労組に完敗 韓国・現代自に漂う暗雲
ソウル支局 尾島島雄

(1/3ページ)
2012/9/10 7:00
情報元
日本経済新聞 電子版
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更

 韓国・現代自動車の労使が5月に開始した賃金交渉は度重なる時限ストライキを経て妥結、基本給を引き上げるほか徹夜勤務を廃止して労働時間を減らすなど、会社側が多大な譲歩を示して最終決着した。韓国財界が「なぜ、ここまでするのか」とクビをかしげるほどの経営側のベタ降りだ。労組の「完勝」となった交渉結果は現代自の経営の先行きに暗雲を漂わせている。

■28日間の時限スト

 「交渉中、使用者側は組合員の血と汗を否定…

関連キーワード

李明博、現代自動車、FTA、韓国

会員登録

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

日経BPパスポート会員限定:日経電子版登録キャンペーン実施中

今すぐ登録(無料・有料プランを選択) ログイン(会員の方はこちら)

【PR】

【PR】

アジアTrend 一覧

現代自労組は4年ぶりに時限ストを実施した(7月13日、韓国南東部の蔚山)=ロイター

ロイター

「世界最強」労組に完敗 韓国・現代自に漂う暗雲 [有料会員限定]

 韓国・現代自動車の労使が5月に開始した賃金交渉は度重なる時限ストライキを経て妥結、基本給を引き上げるほか徹夜勤務を廃止して労働時間を減らすなど、会社側が多大な譲歩を示して最終決着した。韓国財界が「な…続き (9/10)

水耕栽培するトマトの手入れや収穫は小舟の上で行う(ミャンマー北東部シャン州のインレー湖)

外資の視線の向こう側 ミャンマー内陸の有望資源 [有料会員限定]

 「アジア最後のビジネスフロンティア」と注目されるミャンマー。経済活動の中心である最大都市ヤンゴンや、世界最大級の臨海工業地帯の開発計画が進む南部のダウェーに外資の視線が集中する中、豊富な資源が眠る地…続き (9/4)

インド子会社の工場敷地内にある「トヨタ工業技術学校」では約190人が学ぶ(南部バンガロール)

インドで育つ「トヨタ・チルドレン」 [有料会員限定]

 スズキのインド工場で7月に暴動が発生、1カ月の操業停止を強いられた。低賃金は直接的な引き金でなく、労働者の「心の中の問題が原因」(現地幹部)との見方も浮上する。生産や販売などの戦略に加え、Intan…続き (8/28)

新着記事一覧

最近の記事

9/9(日)

【PR】

リーダーのネタ帳

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

日本経済新聞の公式ページやアカウントをご利用ください。

[PR]

【PR】

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について