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秋田市の情報流出 さらに1万人余9月10日 22時40分
秋田市上下水道局の職員が保存していた、市民およそ4000人分の個人情報がインターネット上に流出した問題で、ほかにも1万人余りの個人情報が流出していたことが分かり、市は調査委員会を設けて、原因究明と再発防止策を検討することにしています。
この問題は、先月、秋田市上下水道局の職員が保存していた、平成17年度に上下水道を利用していた市民およそ4000人分の名前と住所、電話番号それに金融機関の口座番号などの個人情報がインターネット上に流出したものです。
この職員は、平成17年度に秋田市と合併した旧河辺町に務めていた職員で、自宅のパソコンに旧河辺町の住民情報を保存していて、そのデータが流出したということです。
市はコンピューターウィルスに感染して流出したとみて調査したところ、同じパソコンに保存されていた、平成10年度に旧河辺町に住んでいた1万941人分の名前と住所、それに生年月日などが含まれた個人情報の流出が新たに分かったということです。
新たに流出したデータは、平成10年度に住民登録をしていた旧河辺町のすべての住民の個人情報とみられるということです。
秋田市によりますと、いまのところ流出した情報が悪用されたケースはないということですが、市は今回の問題を受け、調査委員会を設けて原因究明と再発防止策を検討するとともに、個人情報が流出した1万人余りに対しておわびの手紙を出すことにしています。
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