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できごと
「誰でも同じ」厳しい声も 民主代表選、各地の党員ら
2012.9.10 10:26
[west政治]
民主党代表選が10日、告示された。党所属の国会議員や地方議員らに加え、約33万人の党員・サポーターにも投票権がある。野田佳彦首相の再選が確実視される中、何を期待するのか。各地で声を聞いた。
増税するだけで議員らの身を切る取り組みがないのが不満という大阪市の自営業、出口伊佐夫さん(71)は「野田首相は“どじょう演説”で出てきただけで、実際には何もしてない」と手厳しい。その一方で「誰がなっても同じだ」と党の人材難を嘆く。
「自分を犠牲にしてでも政治を良くする人を選べるかが問われている」。山形市の会社社長高橋文夫さん(84)は野田首相に投票するつもりだ。マニフェストにない消費税増税を決めたが「政策に信念がある。現状では一番国民に向き合おうとしている」と評価した。
「せっかく政権交代したのに、身内が首相を引きずり降ろしてばかり」と批判するのは福岡市の自営業、倉本千秋さん(61)。未成熟な党はすぐに下野すべきだとした上で、「勉強し直して、また良い人材を集めて政権を奪還してほしい」と訴えた。
代表選には、野田佳彦首相と鹿野道彦前農相、赤松広隆元農相、原口一博元総務相が立候補した。
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