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事件
松下金融担当相が自殺か
2012.9.10 18:22
[自殺・自殺未遂]
松下忠洋郵政民営化・金融担当相(73)が東京都江東区東雲(しののめ)の自宅マンションで倒れているのが10日午後、見つかり、病院に搬送されたが、死亡が確認された。警視庁東京湾岸署は現場の状況から、自殺を図った可能性が高いとみて調べている。現職閣僚の死亡は、平成19年5月に松岡利勝農水相(当時)が自殺して以来。
同署によると、10日午後5時ごろ、松下氏の妻が「夫が倒れている」と119番通報した。松下氏は普段、このマンションに1人暮らしだったという。
金融庁によると、松下氏は10日午後に登庁する予定だったが、本人から「行けない」と連絡があったという。国民新党幹部によると、午後5時から6時にも公務が予定されていたが、自宅から出てこなかった。
松下氏は鹿児島県薩摩川内市出身、衆院鹿児島3区選出で当選5回。京大農学部を卒業後、旧建設省に入省。5年に自民党から初当選し、農林水産政務次官、内閣府副大臣などを歴任した。17年の衆院選では郵政民営化反対を主張し、自民党公認が得られず落選。一度は引退を表明したが、21年に国民新党から当選を果たした。今年6月、野田第2次改造内閣で、国民新党代表となった自見庄三郎氏から金融・郵政民営化担当相を引き継いだ。
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