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経済

モロゾフ 半生菓子を4年半ぶり一新へ 

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 洋菓子大手のモロゾフ(神戸市東灘区)は4日、マドレーヌなど半生菓子を今秋にも、2008年4月以来4年半ぶりに一新することを明らかにした。

 原料の小麦粉をより上質なフランス産に限定する一方、6品種から2品種に絞り込んで価格を下げる。また地域限定の新商品として、神戸・阪神間向けプリンマドレーヌや、かんきつ類の晩柑(ばんかん)を使った九州向けフィナンシェなどを出す。

 11年度の半生菓子の売上高は14億円。山口信二社長は「秋以降は年16億円近くまで引き上げたい」と話した。

 同日発表した12年7月中間決算(単体)は東京スカイツリーの土産などが好調で、売上高が前年同期比3・8%増の131億6200万円。工場集約に伴う生産性向上もあり、経常利益は45・5%増の6億7100万円、純利益は前年同期に東日本大震災による特別損失を計上した反動で約2・3倍の3億3700万円だった。

 通期は当初予想を据え置き、売上高265億円、純利益3億2千万円。

(内田尚典)

(2012/09/04 23:04)

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