日本をちょっと良くするグッドアイデアな企画。
熊野古道の入浴木にありがとうのメッセージを
「100のありがとう風呂」は世界遺産・熊野古道の入浴僕に感謝のメッセージを記入し、日本中のお風呂に浮かべるという全国的なムーブメント。現在141件もの温泉やホテルが参加しています。
今回は敬老の日にあわせて、地元の子どもたちなどがおじいちゃん、おばあちゃん、入浴客へのメッセージを書く、という内容になっています。
使われる入浴木は熊野古道の尾鷲ヒノキ。間伐材を利用しているそうです。間伐材の利用は、森の活性化、土砂災害の防止に役立ちます。
もともとは、「間伐材が売れなくて困っている」との相談を持ちかけられた三重県の温浴施設「夢古道」の当時の店長が、間伐材を大量に売るために考えた企画。賢いですね!
「100のありがとう」という企画ですが、お風呂には99個の入浴木しか浮かんでいません。入浴客自身が誰かに感謝のメッセージを直接伝えることで「100のありがとう」が完成する、という粋なデザインになっています。
「お風呂に浸かりながら99のメッセージを読んで、ヒノキの香りを楽しんで体も心も温かくなってください」とのこと。
東京では下記の3店舗が実施しています。お近くの方はぜひ。
・【東京都】 THE SPA 西新井
・【東京都】 THE SPA 成城
・【東京都】 仙川 湯けむりの里」
ちなみにこの企画、大学生たちががっつり関わっています。素晴らしいです。このサイトもサクっとwordpressで作っちゃったんでしょうねー。