芸能人の間でも、飲酒運転でひき逃げをしたり、酒に酔って他人に暴行を加えるといった行為が後を絶たない。だが、公人である芸能人たちは、しばらく謹慎した後、いつの間にか復帰している。最近では問題を起こした直後にも、何事もなかったかのように活動を続けるケースもある。女優キム・ジスは2010年10月、酒を飲んで乗用車を運転し、ソウル市江南区清潭洞でひき逃げ事件を起こしたが、活動を自粛することもなくテレビドラマに出演した。歌手イ・ヒョヌも07年2月、無免許で飲酒運転をし、警察に摘発されたが、やはり活動を自粛せず、当時撮影中だったドラマにそのまま出演した。
JYJのメンバー、キム・ジェジュンは06年4月、未明に友人と瓶ビール3本を飲んだ後、友人の父親が所有する乗用車を運転して摘発され、免許停止100日の処分を受けた。だが、キム・ジェジュンは免許停止期間が満了する前の同年5月、ソウル市主催のイベント「ハイ・ソウル・フェスティバル」に参加し、公の場での活動を処分からわずか27日で再開した。