オスプレイ:配備反対の沖縄県民大会開く 10万人が参加

毎日新聞 2012年09月09日 14時10分(最終更新 09月09日 14時32分)

10万1000人が詰めかけた「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」=沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で2012年9月9日午後0時5分、野田武撮影
10万1000人が詰めかけた「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」=沖縄県宜野湾市の宜野湾海浜公園で2012年9月9日午後0時5分、野田武撮影

 米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備反対を訴える沖縄県民大会(実行委主催)が9日、同市の海浜公園であり、約10万1000人(主催者発表)が参加した。参加人数は復帰後の米軍関連の県民大会では過去最多。米海兵隊が予定通りに10月から普天間でオスプレイの本格運用に踏み切れば、県民の反発が更に強まるのは必至だ。

 普天間を抱える宜野湾市の佐喜真淳市長は「安全性の担保のないオスプレイを何一つ現状の改善の無いまま、世界一危険な普天間に持ち込もうとしていることに強い憤りを感じる。万が一、墜落するような事故が起こったら、誰が責任を取るのか」などと訴えた。

 また、仲井真弘多知事は大会を欠席したが「オスプレイ配備は、安全性が証明され、県民の不安が払拭(ふっしょく)されない限り、絶対に反対だ」とする知事メッセージを寄せた。

 大会は「日米両政府は、県民の配備反対の不退転の決意を真摯(しんし)に受け止め、配備計画を撤回すべきだ」と決議した。

 同日、同様の大会が離島の宮古島、石垣両市でも開かれた。【井本義親】

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