Web.configのことを書きます。
開発するときに、サーバ名とかログインのユーザとか運用中に変わる予定のものがある場合、いちいちコードを書きなおしてビルドするのは辛い作業になります。
また、客先へ行ってVisualStudioがないとき社に戻ってビルドしてまた来るなんて面倒な作業もあったり・・・
そんなときに活躍するのが、Web.configです。
Web.configに<appSetting>というセクションを作成すると、IISの設定画面から変更できてとても便利です。
このセクションは、KeyとValue・・・つまりハッシュテーブル形式・・・から成り立っていて、add要素として表現されます。
実際は以下のように書きます。
<appSettings>
<add key="ServerIP" value="192.168.1.1" />
<add key="Admin" value="Administrator" />
<add key="Pass" value="P@ssw0rd" />
</appSettings>
といった具合です。
上記のようにWeb.configを記入すると、IISのアプリケーションの設定では以下のように表示されます。
この画面上で値を書きかえると、動的に設定を変更できます。
使い方は、参照するソースコードに以下の宣言をします。
using System.Configuration;
で参照する部分は、以下のように書きます。
string hostIP = ConfigurationManager.AppSettings["ServerIP"];
これでソースコード内でServerのIPアドレスを取得できるようになります。
テーマ:開発
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