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「韓流ドラマ 次もロケを」

2012年08月29日

◇観光客増狙い誘致作戦

 次もぜひ秋田で―。韓国ドラマ「アイリス」の続編ロケを誘致しようと、県や県内市町村などでつくる韓国ドラマ秋田サポート委員会(会長・佐竹敬久知事)が28日発足した。韓国人観光客らが県内を訪れる「ロケ効果」を当て込んでいる。

 県によると、韓国の制作会社の代表は佐竹知事が昨年11月に訪韓した際、続編の県内ロケを明言。「2012年には撮影に入りたい」と話したという。

 県庁で28日にあった設立総会では、続編の県内ロケが決まった場合の対応として、県と受け入れ市町村が主な役割を分担するほか、現場整理や宿泊・食事などサポート業務を行う専門部会を設けることなどを決めた。必要な資金は予算で確保する。橋口昌道副知事は「ロケが実現すれば誘客に弾みがつく。官民一体で準備を進めたい」と話した。

 だが、領土問題をめぐる日韓両国関係の悪化が影を及ぼす可能性もある。前田和久・観光文化スポーツ部長は「韓国サイドの状況変化があるかもしれない」と述べた。

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