Excelで連番を入力したい場合、オートフィルの機能を使うと、マウスのドラッグだけで簡単に連続したデータを入力する事ができる。ただし、たくさんのデータを一気に入力したい場合、ドラッグして範囲を指定するのも大変だ。こういう場合はコマンドを使おう。

■知っ得No.317 フィル機能を利用して連番を入力する
オートフィルでは、連続データを入力したい範囲をドラッグで指定する必要がある。大量のデータを入力したい場合、画面をスクロールしながら範囲を指定するのは大変だし、どのセルまで指定すればいいのか分かりづらい。コマンドのフィルを利用すれば、入力するデータの方向と、増分値、最終の値を設定することで、正確な数だけ連番を入力する事ができる。

●連続データの入力
まず連続データの最初となるデータを入力する。データを選択した状態で、[ホーム]タブの[編集]で[フィル]をクリックし、[連続データの作成]を選択する(画面1)。
画面1 データを選択し、[ホーム]タブの[編集]で[フィル]をクリックして[連続データの作成]を選択する。

[連続データ]ダイアログボックスで、連続データを入力する方向を[範囲]で、どのような条件で連続させるかを[種類]で指定し、[増減値]、[停止値]を設定する。ここでは列方向に、数値を2ずつ加算したデータを、50まで入力するよう設定した(画面2)。設定が完了したら[OK]をクリックしよう。
画面2 連続データの条件を入力する。

これで設定された方向に、設定した[停止値]までの連続データが入力される(画面3)。
画面3 設定された内容通り、連続データが入力された。

もちろん、データの量が少ない場合はオートフィルを使った方が便利だろう。場合によってオートフィルとフィル、使い分けることをオススメする。

編集部:池田利夫+岡本奈知子(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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