Updated: Tokyo  2012/09/10 09:23  |  New York  2012/09/09 20:23  |  London  2012/09/10 01:23
 

野田首相:胡国家主席と立ち話-日中関係「大局的な観点から対応」 (2)

Share Google チェック

  9月9日(ブルームバーグ):野田佳彦首相は9日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合後に会見し、中国の胡錦濤国家主席に対し、戦略的互恵関係を発展させるため両国の関係に「大局的な観点から対応したい」との考えと伝えたと話した。

日本政府が国有化を検討している尖閣諸島に中国は領有権を主張している。日中首脳のこの話し合いでは野田首相に胡主席は、日本の尖閣諸島国有化に反対を表明したと国営新華社報道が報道したと朝日新聞(電子版)は報じた。

野田首相はまた、7日に雲南省で起きた地震の被害について胡主席にお見舞いの言葉を述べた。両者の会談は9日、ウラジオストクで行われているAPECの議場で約15分間の立ち話という形で行われた。このほか、玄葉光一郎外相も8日に中国の楊潔チ外交部長と短時間の意見交換を行っていた。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 藤岡 徹 tfujioka1@bloomberg.net;東京 岡田雄至 yokada6@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Alexander Kwiatkowski akwiatkowsk2@bloomberg.net;大久保義人 yokubo1@bloomberg.net

更新日時: 2012/09/09 16:28 JST

 
 
 
最新のマーケット情報を携帯でご覧いただけます。ぜひご利用ください。