NHK広島県のニュース　広島放送局

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留置中の男が首をつり死亡

女性を脅して現金を奪い暴行したとして８月に逮捕された広島市の２７歳の男が９日、警察署の留置施設のトイレで首をつっているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察では自殺とみて、当時の状況などを調べています。
警察によりますと９日午後３時すぎ、広島市中区の広島東警察署にある留置施設のトイレで、男が首をつっているのを同じ部屋にいた別の男が見つけました。
男は病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
死亡したのは広島市安佐南区沼田町の２７歳の会社員で、女性をナイフで脅し車に連れ込んで現金を奪い暴行したとして８月、わいせつ略取や逮捕監禁などの疑いで逮捕されていました。
警察によりますと、男は発見されたとき、トイレの照明器具に引っかけた自分の服を首に巻いた状態だったということです。
トイレの仕切りには窓があり外から確認できる構造で、首をつっているのが見つかるおよそ１０分前に警察官が見回りを行っていましたが、異変には気付かなかったということです。
警察では、自殺とみて当時の状況などを調べています。
広島東警察署の政近利久副署長は、「留置していた人物が死亡したことは残念だが、詳しい状況を調査中なのでコメントは差し控えたい」と話しています。

09月10日　07時04分

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