「原発のほうがコスト高」ソフトバンク孫社長反論(09/06 14:07)

 ソフトバンクの孫正義社長は、自らが設立した自然エネルギー財団の講演で、「原発ゼロ」にすると電気料金が高騰するという指摘に反論しました。

 ソフトバンク・孫正義社長:「原発がなくなると電気代が倍になると脅されている、本当か?むしろ、原発を動かすことのほうがコストが高くなる可能性が見えてきた」
 孫社長は、原発を利用し続ける場合、原発の発電コストに除染費用や廃炉費用などが含まれていないとして、「原発ゼロ」のほうがコストが低くなる可能性があると指摘しました。そのうえで、電力会社の独占状態をやめて、発送電分離などで競争を進め、コスト削減を促したほうが電気料金を抑えられると持論を強調しました。
 ソフトバンク・孫正義社長:「ほかの産業は、価格競争があるから、適正な価格、それ以下に下げる努力する。(発送電分離で)“独占状態”を改善する、これが電気代を抑える最大の鍵」

ページトップへ戻る