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抗争15年…ついに決着 天王寺動物園のアジアゾウ ニューリーダー誕生
日本で3番目に開園した老舗「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)で、約15年にわたり繰り広げられてきた2頭のゾウによる壮絶な“覇権争い”がようやく決着した。飼育員は「古参のゾウの老化が進み、若いゾウにリーダーの座を譲ったのではないか」とみている。橋下徹大阪市長が率いる「大阪維新の会」が国政進出を目指すなど、日本のリーダー争いに注目が集まる中、動物の世界では一足早くニューリーダーが誕生した格好だ。(山崎成葉)
動物園によると、リーダー争いを続けてきたのは、いずれもアジアゾウで昭和25年来園の「春子」(推定64歳)と、45年来園の「ラニー博子」(推定43歳)。野生のゾウは、メスが年功序列で群れのリーダーになるのが通例で、博子の来園時、すでに春子は別のゾウ1頭を従えてリーダーとして君臨していた。
生後6カ月ほどで来園した博子は当初、エサをとられたり、鼻で押されたりするなど、春子からひどい扱いを受けていたという。
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